設計士さんは選べない | ごちゃカッコいい巣づくりの記録

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パナホームで家つくりの記録。
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家族全員が暮らしやすい家つくりを目指しています。

うちの場合、立地条件有りきでハウスメーカーが決まったので、

家のデザイン勝負ってことにはならなかったんです。

希望の間取りを伝えて数社でプランを練るプロセスを踏まなかったので、

設計士さんの技量は選ぶことができませんでした。

 

担当の設計士Sさんと話し合って、希望を伝えて、

間取りを作ってもらうのですが、

これが結構大変でした。

「お風呂に直行できる動線がほしい」

⇒洗面所に勝手口(希望通り)、台所から遠くゴミ捨て場と真逆の場所

「風通しがいいように、北と南に開口部がほしい」

⇒北と南にデカイ窓(希望通り)、1番日当たりがよい東南の角にWIC

 

言った希望は必ず叶うんですが、トータルで見たらありえんでしょ、

って間取りを提示するんです(T_T)。

1箇所変えてほしいというと必ず他も変わってくるが、その説明が一切ない。

素人なんで、こういう間取りになった理由を聞くんですが、

設計士さん「XXXXXということだと思いますけど。」

 

はあ? あなたが設計したんじゃないんですか?

 

結局、3回目くらいの話し合いで自分なりに悟ったことは、

1.大型パネル構法の性質上、できる配置とできない配置がある。

2.1人の設計士担当と言っても、間取りはチームで作成しているようだ。

3.1人の設計士さんが常に10件以上の案件を抱えており激務。

4.設計士Sさんは激務で、ほとんど家事育児の経験がない。

5.生活スタイルの違う人間の希望の間取りを予想することはプロでもほぼ不可能。

 

ということです。

3回目くらいにほぼ間取りが決まりかけたときに、

帰宅際に、

「この間取りで本当にいいんでしょうかね?考え出すとキリがないですねえ。」

ってぼそっと聞いたら、

「よっぽど変だったら、ちゃんと言うから、大丈夫ですよ。」とSさん。

この返答に、決定的な危機を感じました。

 

「よっぽど変だったら言う」=

「少し変」くらいでは、この設計士Sさんはアドバイスしてくれない。

 

自分には、この漠然とした不安を伝えるすべがない。

で、そこから、ネット書籍で間取りの本をやっと買って、

「共働き仕様の間取り」を調べました。

今どこの住宅メーカーでも共働き家庭や子育て世帯の間取りって

売り出してますけど、

うちの息子はもう大きいし、私が時短勤務ではないしで、

「うちには、これ当てはまらない」という状況ばかりでした。

例えば、洗面所に勝手口つけて便利なのは、外干しできる人。

でも、うちは日中留守なので、ほとんど室内干しなので、

洗面所に勝手口付けても洗濯上でのメリットは薄い。

例えば、TV。

うちはTV見ながらご飯食べる派で、

ご飯時以外に座ってTVを見る状況は殆ど無い。

でも、設計士SさんちはTV見ない派でした。

お互いそのスタイルが当然なので、

食事中にTV見たいとは言っておらず、

だから当然ダイニングからTVは見える位置になく、

噛み合ってませんでした。

 

結局、第3者のプロの意見が必要だと理解して、

1級建築士の義妹に頭下げて間取りを見てもらって

アドバイスを貰いました。

「これ、収納が少なすぎるよー」っと一発。

そうなの?!(>_<)。収納量なんて全然気にしてなかった。

第3者のプロに間取り診断をしてもらい、

対案をいくつか出してもらった上で、状況を営業Tさんに説明すると、

対応がガラッと変わりました。

設計部の部長まで出てきて、

みんなで間取りの再検討をすることに。

家族の1日の生活を全部リストに書き出して、

2D間取り上で生活動線を確認しました。

その結果、今の間取りに着地した、というわけです。

ZEH の申請を変更してもらうことになって

十数万単位の損失になりましたが、それでもやってよかった。

 

構法で制約が有る以上、

設計部で提案される間取りはある程度ルーチン化しており、

それでも、個々の客の希望を叶えると、見落とすところが必ずあって、

でも、本当に暮らしやすい家って、素人考えの希望とは違ったりします。

パナホームではない第3者の建築士(しかも身内)の意見が入ったことで、

間取りはガラッと変わりました。

 

これが正解とは思わないけど、

あとは住んでみて、評価していければと思います。。