廬山寺さんのお隣 清浄華院さんへ
清浄華院
清浄華院(しょうじょうけいん)は、浄土宗八総大本山の1つ、京都四箇本山の一つであります。一般には縮めて浄華院(じょうけいん)と呼ばれており、法然上人25霊場の23番霊場にもなっています。(清浄華院HPより)
清浄華院

入ってすぐ左側に不動堂がありましたので入らせて頂きました
中には不動明王様がいらっしゃいました
ゆっくり座ってお参りさせて頂きました

泣不動ゆかりの不動堂
清浄華院には江戸時代から不動堂がありました。宝永5年(1708)に泣不動尊像の開帳が行われたのち、清浄華院の不動信仰は非常に盛り上がったようで、享保年間に到ってその拠点として建てられたのがこのお堂であったようです。
 泣不動尊像は絵像であり秘仏となっていましたので、江戸時代は波除不動の伝承を持つ平安時代作の不動明王立像を不動堂の本尊としてお祀りしていたようです。毎月不動講による百万遍念仏による供養が行われていました。なお、波除不動尊像は、現在は秘仏となっています。(清浄華院HPより)

清浄華院


三井寺の智興内供が重病に苦しんでいたとき、陰陽師の阿倍晴明に占したところ、寿命には限りがあるので如何ともしがたいが、もし弟子の中で身代わりをするものが有れば、代わるように祈ることはできると言う。
この時智興には多くの弟子があったが、すぐには誰も身代わりを申し出なかった。
ところが、最も若い証空が、自分が代わりになりましょうと申し出た。
晴明の祈祷によって病を受けた証空は自坊に帰り、年来信仰していた不動明王に後生を祈ると、画像の不動明王が涙を流し、「汝は師に代わる、我は汝に代わらん」と言って檀の上に落ちた。
そのとき、たちまち証空の苦痛が治まり、病は本復したというものである。(清浄華院HPより)
清浄華院


清浄華院
法然上人様をお祀りしている大殿(御影堂)でお参りさせて頂きました

清浄華院の本堂とも言えるお堂です。境内で一番大きな建物なので「大殿」、法然上人の御影をお祀りしているので御影堂とも呼ばれています。内陣中央に祀られている法然上人像は、上人が後白河法皇より当院を賜った42歳の時のお姿を自ら刻まれたものと伝えられています。上人の肖像はお年を召した頃のものが多いのですが、当院の上人像は壮年期のお姿ということで、若々しい精悍なお顔立ちをしておられます。42歳は男の本厄ですので江戸時代には「厄除圓光大師」としても厚い信仰を受けていました。

清浄華院
入口にも礎石の案内が有りましたが何でしょうか!?
清浄華院
法成寺推定地出土 礎石 石仏
法成寺は藤原道長が創建した大寺院です
平等院や浄瑠璃寺は法成寺をモデルに建てられたそうです

2024年2月