清水寺さんから参道のお店を覗きながら
産寧坂や二寧坂をゆっくり降りて
圓徳院さんへ
北政所ねね様が高台寺建立を発願し、伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築して移り住み77歳で亡くなられるまでの19年間余生を送られました
今年2024年は北政所ねね様が亡くなられて400年だそうです
正門を潜ると
長谷川等伯さんの有名な襖絵
桐紋などを散らした唐紙に絵は描かないのが通例ですが、この襖絵はすべて桐紋襖の上に描かれた非常に珍しいものです。
大徳寺の塔頭・三玄院の住職春屋宗園に襖絵制作を常々懇願しながら許されなかった等伯が、ある日、住職が2か月の旅に出かけて留守であることを知り、客殿に駆け上がり、腕を振るって水墨を乱点し、一気に描きあげてしまったものだと伝えられています。
全36面の襖絵のうち、「夏の絵」「冬の絵」など32面を所蔵しています。
大徳寺の塔頭・三玄院の住職春屋宗園に襖絵制作を常々懇願しながら許されなかった等伯が、ある日、住職が2か月の旅に出かけて留守であることを知り、客殿に駆け上がり、腕を振るって水墨を乱点し、一気に描きあげてしまったものだと伝えられています。
全36面の襖絵のうち、「夏の絵」「冬の絵」など32面を所蔵しています。
通常4面のみを公開している所を、400年遠忌の祈念として、2024年春と秋に全面32面公開予定だそうです(圓徳院HPより)
方丈から望む 南庭 慈愛
これまで、多年にわたり圓徳院の庭園を整備頂きました北山造園の「北山浩」氏に、ねね様が亡くなられて400年の祈念として、禅世界を感じる庭の様相をおつくり頂きました。過去世・現世・来世を表す仏教世界に、ねね様が願われた慈愛が広がる世界観を表現しています。(圓徳院HPより)
順路に沿って進むとねねさんゆかりの品が展示されていました
三面大黒天像掛軸
北庭は石が多く見応えが有りました
他に拝観の方がいなかったので贅沢にもひとりでゆっくり眺めていました
ねねさんもご覧になって静かに過ごされていたのですね~