飛鳥寺から橘寺へ自転車で移動
途中飛鳥宮跡を通りました
橘寺
聖徳太子がお生まれになったところ
西暦572年、当時欽明天皇の別宮で橘の宮のあったこの地に、その第4皇子橘豊日命(たちばなのとよひのみこと)(後の31代用明天皇)と穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)を父母とされて御誕生になったと伝えられています。本堂(太子殿)のご本尊は、聖徳太子35歳の時、勝鬘経を講讃されたお姿とされる「聖徳太子座像(国重要文化財)」です。(橘寺HPより)
黒駒像 聖徳太子様の愛馬
橘寺は奈良県高市郡明日香村橘にある天台宗のお寺です。太子建立の七ヶ寺の一つです。
聖徳太子の時代よりさらに500年以上前の時代、「古事記」や「日本書紀」に伝わるお話ですが、第11代垂仁天皇が田道間守に「不老長寿の薬を探して私の前に持ってきなさい」と命を出されました。
約10年かかってトコヨの国から、「トキジクノカグノコノミ」を持ち帰りました。ところが垂仁天皇はすでに亡くなっていて、そのことを聞いた田道間守もそのまま亡くなってしまったそうです。
このトキジクノカグノコノミこそが、ミカンの原種になる「橘」でした。
以来、この地には橘がたくさんなり、地名を「橘」と呼ぶようになり、お寺の名前の由来ともなりました。たいへん歴史の古いお寺です。(Spicomiさんの取材より)