松竹大歌舞伎~西コース~
本日も、行ってまいりましたー、歌舞伎に


今回の松竹大歌舞伎は、全国各地を回る、いわゆる巡業のようなもので、
歌舞伎座や松竹座、南座といったホームグラウンドを離れての公演です。
今日はなんと、びわ湖ホール(中)で公演が行われました


暗いっ・・・
ごめんなさい。日が落ちかけだったので暗いですが、その名の通り、びわ湖のほとりのとっても素敵な劇場です


客席に入ってビックリ

長い花道こそないものの、あの三色の幕が下りているだけで、なんとも雰囲気のあるものです。

この幕を見ると、いつも永谷園のお茶漬けを思い出します。勿論、永谷園が後で、この幕が先だと思いますが(笑)
近代的な建物の中で、伝統的な歌舞伎を味わえるなんて、ちょっと得した気分になります

実はこのびわ湖ホール、建物の素晴らしさもさることながら、とても若者に優しいホールなのです。
U-24や、U-30といった、いわゆる学割のようなシステムがあり、
公演によって設定は様々ですが、ある一定までの年齢の人は安く観ることが出来る・・・という
とてもとても素晴らしいシステムなのです

今回はU-24とU-30、つまり、24歳以下と30歳以下の値段が設定されていました。
そのお値段、なんと2000円


勿論、入り口で身分証明が必要なので、どんなに若く見られていてもU-30ギリギリですよ、私は。
でもでも、歌舞伎を2000円で観られるなんて、本当にスゴイ

この公演の、元々の値段設定が、前の方の1番良い席でも7000円なので、
普段ホームグラウンドでやっている時のだいたい半額ぐらい。
それでも安いのに、2000円って。
でもせっかくだから、U-30の間に観ておこうと思い、ここにしました。
実際の座席は、2階の1番後ろ。 まあね。 2000円ですから。 ね。
座席に関しては、全く期待していなかったのですが、いやー、全然観やすい


想像以上に舞台が近くて、よく観える
嬉しい。双眼鏡も時々出動しながらの3時間。
びわ湖ホールならではの音響の良さもあって、三味線も唄もセリフもすごくキレイに聴こえて、
2000円で、あんな素晴らしい舞台が観られるなんて、もうほんとに感動





仁左衛門さんを、2000円で観てしまいました・・・はぁ・・・今日もめちゃ素敵やったなー



今日の役は、「いがみの権太」という、根はいい人なんやけど、博打や人を騙してお金を盗んだりする、
そして親からは勘当されるという、どーしよもない田舎のならず者という設定。
着物の裾が終始お尻の方にからげてあって、見える足がすごくすごくセクシーでした

その権太が、まあ色々あって、最後には親に刺されて死んでしまうのですが、これまた切ない

そんなに上手いこと、お話がこんがらがるのかというくらい、想いや気持ちがすれ違う。
本当に切ない。
死にゆく権太を演じる仁左衛門さん・・・あぁ、助けてあげたい・・・それは無理やけど、悲しい。
息絶える瞬間まで、本当にかっこよかった

好きだなぁ

片岡松次郎さんも出てはりましたー

大勢のうちの一人でも、あ、あの人、素敵やなーって思うなー

私も、そんな人になりたい

15年振りの奈良
今日は、奈良国立博物館に「音燈華SPECIAL LIVE」を観に行った



中学生の時、遠足で来た以来なので、15年振りくらい。
駅を出るとさっそく、many deers がお出迎え。

deers も餌を持っていない私には全く興味のないそぶり。 ちょっと寂しい。 でも、かわいい

しばらく行くと、今日の開場に到着


ビールを飲んで、待つこと20分・・・
はじまりましたー

1組目は、ジュスカ・グランペールという、ギターとヴァイオリンの男性デュオ。
押尾コータローさんと葉加瀬太郎さんを同時に味わったような、ゴージャスな感じ。
2組目は、ピアニストの松谷卓さん。
すごく透明感のある音色

うすーいガラスのグラスで、氷の浮かんだ美味しい水を飲みたくなった。奈良の国立博物館で、無料でライブが観られる・・・というだけで来たけれど、すごく感動した
やっぱり、ライブだな。 ね。
駅までの道に興福寺というお寺があり、夜間拝観をやっていたので、ちらっと寄ってみた



おおおぉーっ五重塔だ。 そびえ立っている・・・・。 すごい。
奈良、いいなあ。
雨の日の枝雀師匠
雨、ふりだしましたね。
過ぎゆく夏を惜しみながら、今夜は落語でしっとり

ずーっとずーっと大好きな、桂枝雀さん

落語家を目指してもいいかなって思ってた頃もありました。
枝雀さんの弟子の七雀になろう・・・と。 結構本気で。
亡くなってもう10年以上たつのですが、今でも落語をきくたびに思います。
ほんとにすごい人を亡くしてしまったと。
30歳の誕生日プレゼントに、母から、師匠のDVDをもらいました


左がDVD、右は図書館で借りられるCDですー。我が家のTVもようやく地デジに変わり、大きい画面でDVDが観られるということで、
やっぱりまず、師匠だろう
と。地デジになったのとDVDが観られるのは普通は全く関係ないのですが、
それまでは、あの、ガチャガチャいうVHSしかダメだったので
いやー、CDできくのもいいですが、やっぱりが動いてはる姿を観るのは、全然違う

特に、大きなアクションや豊かな表情では、右に出る人はいなかったくらい、
座布団なんて、もぅあって無い感じで、とにかく動く
動き回る


そのパフォーマンスの素晴らしさは、やっぱり観ないと分からない。
CDできいていても、枝雀さんは喋っていないのに、お客さんの爆笑がおこっていたりすると、
ええぇ~~~~~~っ
なになに、どーなってるん
となる。やっぱり、観ないとねー。
で、観終わった後、いつも思う。
あぁ、もう一回、舞台で観たいなー。
ね、ほんとに。
すごい人だ。
心癒され、豊かになる、私の大切な落語タイムです

あ、DVDもよければお貸ししますよ(笑)
ちょっと長くなりましたが、最後に落語作家の小佐田定雄さんという方のコラムを紹介したいなーと思います。
枝雀さんは、小佐田さんの作られた落語をたくさん語ってはりました。
その小佐田さんが、枝雀さんについて書かれたものです。
「体の動きは心の動きでもある。
枝雀のオーバーアクションが受け入れられたのは、
裏付けになっている心の動きの方向が間違っていなかったからに他ならない。」
自分で作品をつくったり、踊ったりする時に、大切にしたいと思っている事とすごく近いような気がしました。
裏付けになっている心の動きの方向かあ・・・
私も、説得力のある動き、習得するぜぃ
