こんにちは、matsuです。
今回は、ヌバックの革ジャンパーについた灯油の染み抜きです。
冬場に革ジャンパーを着たまま、ストーブに灯油を入れて居られたのでしょう
か、前側に黒いしみが見えます。
たかが灯油のしみですが、皮革製品につきますと、とたんに皮革の組織の
中まで浸透してしまい、難しいしみとなります。部分的に染み抜きなどを
しますと、その部分だけ色落ちしますし、革製品のしみは、洗って落とすのが
基本となります。
ベースの革は、羊革のようです。今回はついているのが灯油。という事で
ドライクリーニングをベースに洗っていきます。その後皮革その栄養分を
補給してから、乾燥させていきます。
何とかしみは取れたようです。皮革の栄養分も入って、本来の色合いに
なったと思います。
このように表地は、ヌバック、裏地はムートン。という組み合わせは、とっても
暖かくて、柔らかいのが特徴ですが、スムースレザー(銀面)に比べますと、
しみや汚れが付着しやすく、内部まで浸透しやすいので、汚れを綺麗にする
という意味では、注意が必要です。またヌバック革は、仕上げの色掛けは
染料でされているために、色落ちや色ハゲした場合は、染料での色掛けと
なり、濃いしみがついて、除去出来なければ、それを目立たなくするためには、
しみと同じような濃い染料での色掛けとなってしまいます。なので特段の注意
が必要かもしれません。普段のお手入れは、馬毛のブラシにて、ブラッシング
して頂ければいいかとおもいますが、時間と共に皮革の栄養分が失われていき
色合いも白っぽくなり、革も硬くなっていきますので、専用のケアスプレーなどで
お手入れされます事をお勧め致します。ヾ(@°▽°@)ノ




