こんにちは、matsuです。
今回は、スウェードベストについた酷いしみの除去です。
表面に白い汚れがついていますね。裏地には、毛皮がついています。
表面に白いカリカリのしみ。こうなりますと、水洗いしないと除去できませんし、
毛皮にも汗が蓄積しているかもしれません。なので漬け込みをしていきます。
漬け込んだ後の水は、真っ黒になりました。これは汚れもありますが、皮に染色
されていました色も流れているようです。脱水後は、自然乾燥しますが、皮製品を
水洗いしますと、皮の油分が取られて、硬くなりますので、脂肪分の補給も行いま
す。
脂肪分を補給しますと、皮は柔らかくなり、色合いも復活したようです。
最後に色掛けするかもとお客様には、お伝えしていたのですが、その必要は
なさそうです。
このような皮革製品は、当然洗えない表示になっていたり、表示が無かったり
します。それは、洗うだけでは済まない点があるからなんですね。洗えば、色落ち
したり、硬化したり、ほつれや破れの可能性が出てきます。それらを修正していけな
ければ、洗えない。という事なんですね。なので、日ごろのお手入れとしましては、
皮革用のケアグッツを使って、脂肪分を補ったり、ブラッシングして埃を取ったり
などのケアが必要になります。持っている皮ジャンバーが、購入した時よりも、軽く
感じたり、皮自体が硬く感じる時は、すでに皮の油分が欠如している可能性が
あります。そうなりますと、皮の柔軟性がなくなり、破れやすく、ほつれやすい状態
になってしまいます。皮革製品は、新陳代謝の出来なくなった、皮膚と同じです。
定期的にケアしてあげて下さい。( ̄▽+ ̄*)




