薬害エイズ裁判を振り返ってみると | 七転び八転び!? 15分で1冊 

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人生、いいことの方が少ない。

「薬害エイズ訴訟」の体験とそれまでの過程、読書の感想と要約をを綴ります。

裁判中は支援が広まらなかったと思っている。

 

実質的勝訴和解案は平成の大岡裁きと言える魚住裁判長の不公正裁きのお陰だと思っている。

 

川田親子の実名公表により支援は増えたと反論されそうだが確かに数は増えた。
しかし中身を見ると川田悦子の支援者は子を持つ、特に息子を持つ母親が川田悦子の実行力に感銘を受け支援したものだと思う。
川田君支持者もやはり同世代でくすぶっている自分に活を入れられたというか、やはり行動力に対し支援したものだと思う。

 

なぜそう思うかというと川田親子を入り口とするのはよいとしても、その先つまり「なぜこんな悲劇が起きたのか、誰が悪いんだ、
責任の所在は何処なんだ」に行かないというか掘り下げようとはしなかった。

ただひたすら「謝れ!謝罪しろ!」の一点張りで川田親子親衛隊の関心と興味は川田親子のみで他の原告を知ろうとはしなかった。

 

これは我々原告の主張が国民に広まり心を動かしたと言えるのかと思うが。。