運動会 | 七転び八転び!? 15分で1冊 

七転び八転び!? 15分で1冊 

人生、いいことの方が少ない。

「薬害エイズ訴訟」の体験とそれまでの過程、読書の感想と要約をを綴ります。

体育が全面見学の小生にとっては運動会は当然参加しなかった。

でも運動会の季節になるといい意味でそわそわしたものだ。


わが学校は赤・白・黄色・緑と4色に分けられて対抗戦をした。

今年は何色になるのかそして自分の色は勝つのかと話も盛り上がっていた。


しかし嫌な側面もあった。


多分今でもそうだろうが男子の場合小学校は特に体育の時間のヒーローが女の子にもてる。

これが悔しくて仕方がなかった!


体育見学の小生にそういったチャンスがないから当然もてなかった。

その分いくら漢字のテストや九九・算数などでいい点を取って女の子から「スゴーい!!」と言われても次の時間が体育でドッチボールや徒競走などで目立つと女の子の眼差しはその男の子に向けられる。

つまりテスト100点の小生は忘れられ、テスト0点でも体育で逆上がりができる男がもてるのである(泣)


小生の学校の運動会のメインイベントは「全学年色別対抗リレー」だった。

それは4色対抗リレーを1年生から始まりバトンを上の学年に渡しアンカーは6年生というのである。


そして運動会が始まる1ヶ月前になると給食前に全学年のクラス代表のリレーの選手が校庭で練習をした。

当然終わって帰ってくる頃はみんなは食事中。

まみれのリレーの選手は着替えながら「今日は○色が勝った」みたいなことを言う。

女の子の目はその男に憧れの目をしている。

その光景を見るのが悔しくて悔しくて。。。


運動会当日は当然盛り上がる。が一番の英雄になれるのは相手を追い抜かして時だ。

当然その場は盛り上がるし翌日からは女の子人気第一位になる!


しかし逆に途中で転んでビリになったら翌日は悲惨だ。

女の子は「負け犬」といった視線を浴びせる。あれは可哀想だった。


もっとも小学生の女の子は大人と違ってお金がどうした、学歴が、などといったことを含めて男を評価しない。

その人そのものだけを見て好みを判定している。つまり純粋で正しい判断のかもしれない。

やはり小学校時代もてた男は中学・高校ともてた思う。


一時運動会は頭のイカレた平等主義によって徒競走は全員一緒でゴールなんてやって、それはおかしいと批判があったが今でもやっているのだろうか。

失敗して泣いても後々それが血肉となるのだからやるべきだと思うが。