逆転と魚

僕は君の道具じゃない
自動可動式のロボットじゃない
君のソレで産み落としたかもしれないが
だから僕は今でもコウノトリを信じてるし
君を否定したい
自由と名前をつけた生け簀の中で数年は泳がせるつもりだったのかい？
僕を操ったつもりなのかい？
それは全くの間違いだ 僕が君を利用してやる
笑顔を背にした握り拳が何よりの証拠だ
今に見とけと薄ら寒いことを考えては
君の呆けた面を想像しては涙が出る