こんなブログに時々コメントをくださる方が

 

寡筆

 

って言葉を使ってくださいました

「寡筆」って言葉から連想されるイメージはボクの場合

 

 

みたいな作家、しかも文豪なんで

脳がミジンコくらいの大きさしかないボクはなんか嬉しくてね…

俺もいよいよ康成クラスかってね

 

俺も今度ゆっきーに頼んでみちゃおうかな

 

君はまだ若い…私は年だから

今回は(ノーベル賞を私に)譲ってくれないか

 

って

 

いや、道三…

ゆっきー(三島由紀夫)もういないし

 

誰が三島由紀夫って言ったよ!

ゆっきーっていえば

 

 

に決まってんだろ!

 

何を譲ってもらうんだよっ!!

 

なにって、色々だよ

だって、普段は本なんて読まない君たちには康成っていえば

 

 

トンネルを抜けると雪国だった

 

的なイメージが強いだろうけどさ

康成はエロいんだよ

康成はヘンタイなんだ

 

しかもそのエロさ、ヘンタイさに年をとればとるほど

共感できちゃうんだぜ

 

 

ゆっきーも絶賛したデカダンス文学の傑作

既に男ではなくなった老人のみが入会できる「秘密くらぶ」

意図的に眠らされたハダカの娘と添い寝して

一夜を過ごす物語

 

どうだい?康成、ヘンタイっぽくていいだろ

 

でも、もっとシュールでエロいのは、この「眠れる美女」に掲載されている短編

「片腕」

 

「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。

そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私の膝においた。

「ありがとう。」と私は膝を見た。娘の右腕のあたたかさが膝に伝わった。

 

こんな書き出しから始まるシュールすぎる物語

ゆっきーは(三島由紀夫)は、

 

一見超現実的な夢想は、実は官能的必然の産物である

 

と表したけど、これは処女との性交のメタファーであることは明らかなんですよ

 

世界はメタファーだ、田村カフカくん

 

コチラはボクの好きなカフカ

 

やれやれだよ

 

どもっ!処女作を執筆前の文豪

ニノウデスキー道三です

 

寡筆のボクがまさかの連日投稿

なんでかってーと、元々今回はちょっと言いたいなーってことがあって

アメブロ村に出てきたんだよね

1回目は、メリハリの聖子ちゃんから脱線しちゃうし

2回目は、女性天皇制からKで完結しちゃったし

3回目は、どーしても「おかえりモネ」と果那たんの魅力について書きたくなっちゃったし

 

と、言い訳で本題!

最近、テレビでも新聞でもSDGsだ、サステナブルだって騒がれていて、ワイドショー的な番組でも面白おかしく薄っぺらな内容で特集したりしてるじゃないですか?

昨年の10月には、臨時国会で菅総理が「2050年 カーボンニュートラル宣言」をぶち上げて以来、「カーボンニュートラル」って言葉もしばしば新聞、ニュースなどで取り上げられるようになりました。

でも、みなさん…カーボンニュートラルの意味って正確にわかります?

正直なところ、カーボンが何を指しているのかわからない人もいると思います。

 

 

こんな感じ?

ってなもんです。

世界共通用語だからいい…とかカタカナだと覚えやすく言葉が浸透しやすいとか

理由は色々とあるんでしょうけど、意味が伝わらなければ、全く意味を為さないわけでね。

カーボン=炭素から連想して、CO2排出を減らそう運動みたいなもんかなって

ところまで辿り着いた人もいると思います。

そこで、宣言ぶっ放した菅さんの所信表明演説の内容を振り返ってみましょう

 

我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、

すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、

ここに宣言いたします

 

ここで、CO2に限定せず「温室効果ガス」って言ってるんですね。

つまり、CO2の排出だけではなく、温室効果ガスとして認定されている

メタン

一酸化二窒素

フロンガス

の排出もコントロールしましょうってことです。

一酸化炭素は知ってる…二酸化炭素も知ってる

でも…

 

一酸化二窒素ってなんだああ

 

文系の俺にはサッパリだよ

ああ、書きながら今気づいたけどさ

こういうマジネタのときってすごぶるウケが悪いんだよな

 

フロンガスだって色々あって

ハイドロフルオロカーボン類

パーフルオロカーボン類

六フッ化硫黄

三フッ化窒素

ってなってます。

 

六フッ化硫黄

三フッ化窒素

一フッ化恭子

 

 

 

あ、いや…これなら十フッ化恭子かな

 

道三、苦しいよ、それ

 

だって、こうでもしなきゃ

みんな飽きちゃうだろっ!

 

まあ、日本は世界に向けてCO2だけではなく温室効果ガスの排出に制限をかけていきましょうって宣言している訳です。

また、着目すべきは宣言の中で「排出を全体としてゼロにする」と言っていることです。

これは、排出を完全に抑えてゼロにすることが現実的に無理があるから、「排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする」ことを意味しているんです。

「差し引きゼロ」「正味(ネット)ゼロ」だから「ニュートラル」って意味が使われるようになったんです。

 

まあ、そのためには、どっちにしても温室効果ガスの排出の総量を大幅に削減しなければなりません。そうなると一番排出量が多く厄介になるのがやはりCO2

で、日本でCO2の排出量が多い企業トップ10を見ると全て電力会社と製鉄会社なんです。

つまりは、発電なんです。

CO2の排出量が圧倒的に多いのは、火力発電(石炭、石油、LNGの順)なんですが、

2020年、つまり昨年の段階で74.9%も占めちゃっているんです。

そして、カーボンニュートラルに向けて期待されている自然エネルギー。定着したかに見える太陽光でさえたった8.6%。最近もてはやされている風力発電なんてたった0.86%。

とにかく国策として発電方法をシフトに本気で取り組んでいかないとカーボンニュートラルなんて夢のまた夢になっちゃうでしょう。

「神の火」と言われた原子力発電が封印されつつある世の中で、日本のエネルギーの未来はどうあるべきか。日本のように四季があって日照時間が一定でなく少ない国は、(家庭の自給自足用を除いた)太陽光発電には向きません。

また、ヨーロッパのように偏西風の恩恵を受けることができない日本は風力発電も厳しい。

最近、脚光を浴びている洋上風力発電…

 

 

ヨーロッパでは着々と建設が進んでいるものの、わが国では

・一般海域を長期占有できる条例や枠組みがない

・海運業や漁業などが発達したわが国で先行利用者との調整機関や枠組みがない

・日本の場合、建設に適していると見られる海域の波が高く、建設や維持に膨大なコストがかかる

 

といった理由で、試験用の施設以外は全くといっていいほど建設が進んでいないのが実情です。

 

 

ああああ、

こうなったらふーふーで風車を

回しちゃってくれええっ!

 

 

世界中で意外なくらい発電割合が高い水力発電。

水に囲まれ、起伏に富み、降水量も多い島国日本での水力発電量の2020年の割合はたった7.9%。立ち塞がる課題は、ズバリダムの問題。発電施設の建設コストの高さと環境破壊への懸念。そして、

 

オラの街が水に沈む

 

という問題。

ただ、課題はありつつももう一度、水力発電の可能性について日本は議論してみるべきだと思います。

 

同じように、議論がほとんどなされておらず、課題が課題として放置されたままになっているのが、地熱発電です。

世界第3位の地熱大国でありながら、日本の地熱発電量の割合はたったの0.2%です。

ここでも問題となるのがスタートアップのコストです。地熱の鉱脈を掘り当てるための調査コストと掘削コストが高い。

また、地熱発電ってつまりは、火山エネルギーを利用するんですけど、日本では火山=国立公園、火山=温泉で、調査・掘削にあたっての障壁や先行利用者(温泉業者)との利益調整が進みません。

 

だけど、これら2つの発電方法については、その可能性を考えれば、もっと学術関係者も巻き込んで国絡みで議論を進めるべきだと思います。

少なくても、日本で太陽光発電や風力発電を普及させるよりもずっとずっと可能性があります。

 

日本の置かれた発電事情が少し理解できましたか?

このように、CO2排出のためのエネルギーシフトの準備がほとんど進んでいない中で、菅総理がぶっ放してしまったことの事の重大さ。

 

ニュートラルなんだから、

「吸収」や「除去」の技術を

進めればいいんじゃん!

 

って思うでしょう。

このCO2を回収して貯蓄してしまう技術をCCSって言うんですけど、CO2を大気中から分離・回収する技術はそれなりに進んではいます。

でも、貯蓄の方は…。実は、日本では既に北海道の苫小牧沖で2012年から貯蓄の実験が始まっています。でも、その実験から先がなかなか進まない。もう9年も実験から先に進んでいないんです。

 

 

あまり、意味さえわからないのに言葉だけに酔う

そりゃ、地球温暖化は進行しちゃまずい

でも、今から6,000年前のヒプシサーマル期は現在より平均気温が2~4度も高く、海面は今より数十メートル高かった

だから、温室効果ガス削減なんてバカバカしいと言っているんではありません

本当に地球における喫緊の課題が、温暖化防止で正しいのか

そういったこともマジメに考えてみる必要があるっていうことです

それに、何かを削減するためには、何か大きな犠牲を払うことも覚悟しておかなければいけないかもしれない

発電方法のシフトのためには、どんな方法を選択するにせよ

建設コストがかかります

原子力発電を封じられた各電力会社の業績は低迷し、体力は失われています

そんな中で新たな大規模設備投資を実行するとなると

当然それは「電気代」という価格に反映されてくるでしょう

 

地球温暖化は進めたい!

でも、電気代が上がるなんて絶対認められない!

 

こんなことは、(しばらくは)絶対無理です

 

これから、私たち一人一人に必要になってくるのは

考えるちから

自分で選ぶちから

です

 

 

 

中年オヤジどもの屍の上に成り立つ

 

 

BABYMETALサークルモッシュ発電

 

体力ないオヤジも多くて1時間立たないうちにこと切れるオヤジ続出で

コストが合わないか…

 

 

 

オヤジどものコーフンした熱でタービンを回して発電する

 

 

道三セレクトグラビア発電

 

 

 

んっ?

 

 

 

おっ…

 

 

 

おおっ!!

 

 

あ…意外といいかも

 

 

発電しとるがなっ!