芝居作りをする上で、100%コロナのせいと言えることで、大変な思いもしている今なのだが、正直、ものすごく有意義な体験を、人生でしているのだろうなぁという思いにもなる。
この状況下で、演劇を劇場で上演することを、選び、決定した、その座組にいることの、尊さや覚悟たるや。(状況によって、上演決行は、もちろん予断を許さないし、上演できない可能性も0ではない。)
私の日常であったはずの、演劇の稽古ができることの有り難さや、貴重さを、実感する今だ。
ほんまに嬉しいし楽しい。
演劇作りにおいて、通常通りにことが運ばないこととか、しなくて良かったはずの気苦労や気遣いが産まれていることとか、そこですれ違いがあったり議論があったり妥協があったり稽古が止まったり切り替えが早かったり、みんながみんな真摯で優しくて探っていて、一緒に演劇を作る仲間として信頼していて、もしかしたらこういう状況じゃなければ生まれなかったアイディアが生まれていて、この時間は、まるで奇跡だ。
必然、なのかもしれなくて。
私的には、感動しかなくて。
尊敬する演劇人ばかりというこのメンバーで、
『2020チルスとマンス』
ああ、私、ここにいれて、よかったです。
誰も経験したことの無い今だし、予想できない今だから、ほんとに、いろいろ想定外で、責任だったり、協力だったり、誰がどこまでって話だったり、それはそれは大変でないことはない。
私も、どうにか足を引っ張らないようにしつつ、最大限の前のめりで挑みたいと思いつつ。
だけどマイペースなやろうなので、できることは限られてるのですけれども、
お気楽やろうの私が、あえて大変さを引き込みたくはないとは思いつつ、どうなるかはわからないから、全身全霊で挑むしかなくて、
そんなこんなで、あと2週間で開幕です!
自信を持って開幕できるように、覚悟して、強い思いで、引き続き、進んでいくのだ。
おそらく、緊急事態宣言後、日本で、最初の、『演劇』に、なるのだ。
幕を開けよう。
『伝説残して悔いを残さず』な人生でありたいと、ずっと、そうだもの私。
次の記事で、公演詳細を掲載します。
劇場でも上演するし、ライブビューイングもしますし、生でも配信でも楽しめるように準備していますので。
届け、あなたに!
どうぞ宜しく!!!!!