障がい者の支援事業を始めて、本当に良かった、と心から思った思ったことが 2つあります。
 
一つは、まだここに書くわけにはいかないような内容なので差し控えますけども、もう一つは、友達が障害年金を受給できたこと。
二つとも、もの凄く身近な方に起こったことだったわけですけども、それに対してここ最近で勉強していたことで支えることができたんじゃないかなぁ、と思えたことはすごく嬉しいことですね。
 
でも、ホントに人が動くときって、やっぱり身近な方に何かあったときかなぁ。と、改めて思わされましたね。
 
もちろん、小さな喜びとか嬉しかったことは数多くありますけども、もの凄く近くの人に起こったことに対しては、その思いの違いは感じてしまいますよね....
 
 
障害年金を受給できるようになった友達は、もう三十数年来の友達なんですよね。
その友達が、7、8年も前からうつ病にかかっていたんです。
でも、最初に聞いたときは、うつ病が何かすらよく分かっていなかったから、何もしてあげられなかったどころか、どちらかというと、あまりいいイメージを持てていなかった、という方がホントのところなんですよね。
 
でも、ちょうど 1年前、もしかしたら何かアドバイスできるんじゃないかもしれない。そう思って会いに行ったんです。
 
もともとやせ形で、身長が 180cm近くあるのに体重は 60kgもないくらい細かった彼が、90kgを超えるような太り方をしていたのを見て、尋常じゃない状況だとすぐに感じましたね。
 
でも、会ったその日は、気分も良かったみたいで、昔と全然変わらない感じで話をしてましたね。
 
 
でも、当事者でありながらも、障がい年金のことも、障がい手帳のことも知らなかったのに驚きました。
労災の手続もしていないって言っていましたね。
 
僕よりも優秀な大学を出て、上場会社に就職していたのに。そんなことも思いながら、でも、僕もこの仕事を始めるまで障害年金にかかる情報は全く持っていませんでしたからね。
 
 
今は、貯金を切り崩して生活をしていて、貯金が底をついたらどうして生活をしていけばいいのか分からなくて、それも心配なんだよねぇ。なんてことも話をしていましたね。
 
なので、私は、障害年金と労災のことを説明し、手続をすることを勧めました。
 
そしてそれからすぐに社労士さんに状況を説明して、手続方法などを教えてもらい、それをすべて彼に伝えました。
 
 
実家の近所の友達なので、全然場所が遠いので、一緒に手続の手伝いをしてあげられませんでしたけども、病院の先生はその辺の手続に詳しい方だったみたいで、上手く手続をしてくれたみたいですね。
だったら、その先生が少しくらい教えてあげてもいいのに!って思いますけどね。
 
4月ごろに「申請の手続きが終わったよ。支給開始までは 4ヶ月から 6ヶ月かかるみたい。」と連絡を受けて、そして、先週、「障害年金の振り込みがあったよ!これでまた貯金ができるよ!」と嬉しい連絡が届きましたね。
 
 
この連絡は嬉しかったですね。
障害年金を受給できても、病気が良くなるワケじゃないですけども、でも、経済的な心配事ってものすごーく精神的に影響を与えるものなので、これが少しでも改善されるならすごく嬉しいことですよね。
 
今月から経済的な心配がなくなれば、あとは、何かのきっかけで、また仕事しようかな。そう思ってもらえることもあるかもしれないですからね。
 
まだ働く気持ちにはなれないから、障がい手帳の申請はしていないけども。って言っていましたけども、ダイエットを始めたらしいので、これも嬉しい知らせですよね。
 
 
彼にはとにかく頑張って復活して欲しいんですよね。
彼は、私にとって目標だった友達でしたからね。