何故、湖岸緑地公園にてキャンプを行った際に一泊一善を行うのか?決して、県で湖岸緑地公園の有料化の是か否の議論がされているからでは無い。あくまでも、キャンプに対する悪いイメージを払拭したいからであるのと、ジャンルを問わず、後に訪れる方が少しでも気分良く、利用出来る様にしたいからである。


湖岸緑地公園は公園である以上、キャンプ·バーベキューのジャンル以外の方も利用する。釣りや野鳥観察。又、散歩やジョギング。曽根沼湖岸緑地公園に限った話をすれば、呼吸根を見に、植物観察に来る人もいる。そう言う意味で、キャンプ·バーベキュー可の湖岸緑地公園は決して、キャンパーだけの物では無いと認識して頂きたい。


一泊一善活動を通し、いつも感じるのがゴミの種類の大概が、キャンプ·バーベキューのジャンルに因るものだ。逆の立場で考えて見よう。例えば、自身がキャンプをしている場所の目の前で、釣人が外来種の魚を釣り上げたものの、その魚を回収ボックス(曽根沼湖岸緑地公園には外来種回収ボックスが設置されている)に入れずに、そのまま放置されたらどんな気持になるか?それに似た様な行為を今までキャンパーが、して来た訳である。


その意味でも、このキャンプに対する悪いイメージを払拭できるのも、実はキャンプのジャンルの人でしか無いと言っても、過言では無い。ルールを守り、ゴミを持ち帰るは当たり前。それプラスαで一つでも多くゴミ拾いをすれば、少しずつ良くなって行くと思う。県や管理会社の対応が悪いから云々をよく聞くが、それはあくまでもルールや決まりを守った上での話。当たり前の話だが、無料で開放されている公園の維持·管理は決して、無料では行え無い。更には、多くルール違反によって、閉鎖に追い込まれた無料キャンプ場や、全面禁止になったキャンプ地もある(湖岸緑地公園に限った話をすれば、中主吉川湖岸緑地公園は3年前から全面禁止に)。


長い道のりになるであろうが、自身はこれからも『一泊一善〜来た時よりも綺麗に』の信念の基、例え、周りから馬鹿にされようが笑われようが、一人の行動が少しずつでも良い方向に向かって行く事を、切に願いたい。