浮世絵を油絵で模写 | スーラ・ウタガワの「画家ごっこ雑記帳」

スーラ・ウタガワの「画家ごっこ雑記帳」

画家ゴッホではありません、画家ごっこです。

浮世絵名所の再発見をコンセプトに自分の気に入った名所を探して油絵を描いています。

そんなリタイア後の画家ごっこライフや、美術についての受け売り雑話をアップしているブログです。

日本のアートで世界(欧米)に一番影響を与えたのは

浮世絵といわれています。

19世紀末日本の浮世絵がヨーロッパに紹介されると

当時の印象派のマネやルノワール達にその構図の大胆さ、

遠近法を使わない表現、シンプルで明るい色彩などが

驚きを持って受けいられました。

なかでもゴッホは浮世絵をそのまま模写するほどの

力の入れようでした。

ゴッホ夕立
日本趣味 / 雨の大橋 油彩
ゴッホ
歌川広重・江戸名所百景 / 大はしあたけの夕立より模写

また、下の作品のように浮世絵大好きの作品も油彩で描いてもいる。

タンギー爺さん
タンギー爺さん 油彩
ゴッホ
タンギー爺さんは画廊兼画材屋のおやじ
印象派の貧乏絵描き達を援助したことで知られる
特にゴッホは絵具など画材で助けられたという。

そこで、私もゴッホと同じように自分で描いてみないと

神髄は掴めないと考え(?)広重の浮世絵を油絵で模写してみました。

和田宿
木曽街道六十九次之内 和田宿
原画:安藤広重を油彩模写 P8号


本物はこちら

広重和田宿
木曽街道六十九次之内 和田宿
安藤広重

いかがであろうか、え、全然違うって、もちろんですとも。

太刀打ちできるわけがない。本当に版画なのに油絵にも

負けないパワーがあるよ。

まあ、こんな練習を何枚もして浮世絵の構図を勉強している。

しかし、点描は意外と浮世絵の表現イメージが合うな・・・

(私のブログのジャンルは自己満足です)

せっかくだから、もう一枚、私の模写を紹介させていただきます。

油彩坂本宿

木曽街道六十九次之内 坂本宿
原画:安藤広重を油彩模写 P8号


そんな訳で勉強?(暇つぶし)の毎日です。

このブログもうだうだした内容なので、

週一、いやいや10日に一度がいいところかな、

でも、みなさん見捨てないでね・・・