のどかな 休日、用事を済また私は、家まで歩いて帰ることにした。 初夏のような陽気の中をゆったりと歩いて、ヨシが生い茂る池まで 来たとき、妻が聞いたいうある若者の言葉と同じ言葉が浮かんでいた。 それは、一ヶ月前のこと、妻と一緒に帰宅中のバスで、私たちの前に 座っていた若者が言った『田舎だな~』である。 たしかに田舎のようだ。 私は、一人納得し、胸中笑いながら、ゆっくりと池を通し過ぎていった。 のどかなひと時である。 「のどかな風景、でも横浜だよ」