こんにちは、ひよこです


忘れもしない

平成16年10月23日

夕方6時前


中越地震は起きた


その日は日曜日


家族4人で、

夕食を食べようとしていた

ちょうどその時


カタカタ〃という縦揺れ

から始まった


そのうち大きな横揺れが

始まり、畳1枚分の大きさの

食器棚が倒れて、

居間のテレビも倒れた


次男はすぐさま

コタツに潜り込み、

部屋の電気も消えてしまった


食卓のサンマの塩焼きが

宙を舞った❗️その一瞬が

今でも瞼に焼き付いている


旦那が

すぐ外に出よう!滝汗滝汗滝汗滝汗

と、全員外へ


それから何度も余震が襲い、

家族で近くの避難所へ逃げた


あれから20年


もう20年? まだ20年?


久しぶりに震源地すぐ隣の

山古志

(震源地は川口町)


山古志村(現長岡市)は、私が小さな頃は

二十(にじゅう)村と呼ばれていた


たくさんの小さな集落を集めてできた村


山古志の牛の角突きの歴史は、

500年前?1,000年前?と言われている


闘牛場までの坂道には

メモリアルギャラリーがあり

滝沢馬琴は南総里見八犬伝

にも記していた




いまだに本物の牛の角突きは

観たことがない




この日は開催されておらず、

聞こえるのは私の足音と

野鳥、カエルの鳴き声だけ……




もっと広い闘牛場をイメージしていたが、

案外狭く、真ん中が少し低くなっている




観覧席は2階部分もあり、

最上階から見下ろすと、こんなふうに

観覧できる




闘牛場の中心部が低くなっているため、

真ん中に排水用のパイプが埋め込まれていた




2階観覧席の裏側には、震災後に全国的から

送られた、励ましのメッセージが

たくさん貼られている




年に数回だけ開催されるようで

この日の1週間前に

全国闘牛サミット全国大会

が開催されていた




剥ぎ忘れたのか、先週の

闘牛サミットの取り組み表が

残っていた


北は北海道から南は沖縄まで

いろんなところからの出場が目立つが、

もっとも多かったのは岩手県から



闘牛場のすぐ横にはため池が…




この、ため池は農業用のものだろうか?

それとも錦鯉用のものか?


ため池の中には巨大なオタマジャクシが

ウヨウヨ泳いでいる






帰る途中、全国的にも有名な

松代町 星峠 

にも負けないくらいの素晴らしい棚田が

田植えを終えたばかりの中

水を張ってキラキラ輝いていた


目がハート好きだわ〜 こんな風景…




ここは

越後牛の角突き街道




そして養鯉業をされている

民家もたくさん


それも海外に出荷される鯉が

多いためか、英語表記



山古志と隣の小千谷市で、全国のほぼ半数を

錦鯉の生産を占めている


山古志では牛と同じように、錦鯉も

甚大な被害を受けた


この年は

7.13水害

中越地震

豪雪

と、辛い年だった


真顔もう20年

まだ20年

どっちなんだろう?