こんにちは、ひよこです
万座温泉の中にあって、この宿は
湯治宿、山小屋の趣が強い
湯の花旅館
標高からいくと、万座温泉では
1番高い位置にあるような気がする
現在8:15
すみません、日帰り入浴は何時から
できますか?
もう、入れますよ!
え〜❗️ お金持ってこなかったから、
これから取りに行って、また来ます
まさか、こんなに早くから入れると
思っていなかったから、再び坂を下り、
万座川を渡り、また坂を上り、お金を持って
そして、また坂を下り上りを繰り返して
ここまで来なくっちゃ
30分後、再び
日帰り入浴お願いします〜
はい、700円ね
ゼイゼイ、ヒイヒイ、……
まるで、猟師さんが営むような宿ね
この囲炉裏がロビーの代わり
玄関をまっすぐ進むと食事処があるようだ
お風呂は玄関を上がって左に進む
階段を下りると、ありました
向かって左側に男湯、右に女湯
立派な神棚だわ
何やら、書いてある
温泉ポンプが故障して、修理費用が高額に
なるため、補助して欲しい
と、こんな感じで書いてある
万座温泉は、ほとんどの宿が地獄の中に
建っているようなものだから、
常にいろんな部分に故障が発生するのだろう
特に、他の温泉地に比べて出費は大変な
ものだと感じる
朝9:00 一組の母娘さんが先客
ウワォ❗️ 素敵
前月お邪魔した、霧島温泉郷の
湯之谷山荘のようだわ
床の板が、ちょい似ている
すごい⁉️ 窓があんなに傾いている⁉️
お泊まりですか?
はい
ピリピリして、子供には少し強すぎますね!
そう言って、あっという間に上がってしまった
万座温泉は日本一硫黄成分が
多く含まれている温泉として知られている
湯温はぬるめの41度ほど
先客さんの話では昨夜は熱くて、やっと
入ったとのこと
それにしても、この宿の建物の傾きは
大変なもの
湯船を見ると、湯口側に大きく傾いている
最初は、わざとこんなふうに湯船に
傾斜をつけたのかと思ったが、
どうやらそうではないようだ
2カ所から源泉が投入されているが、
左側からは少量
この宿の温泉の売りは、
猿のこしかけを源泉でふやかせて、
エキスを湯船に投入している……
この木の枠の中で、温度調整しているんだわ
これが猿のこしかけ
どんなエキスが出るのかしらね?
茶碗が置いてあるということは、飲んでも
大丈夫ってことね
日本一酸性の強い玉川温泉でも、飲泉して
みたけど、その時は
水で薄めるように書いてあったわ
酸性が強すぎて、胃に穴が開くとか?
ここは、このまま飲んで大丈夫?
ゴクリ❗️
酸っぱい〜 これは、まさしく玉川温泉の味
乳白色のザ・硫黄泉
という感じだわ
疑問に思ったのが、万座温泉は
湯の花と呼べるような固形の浮遊物が
舞っていないことだ
上の写真のように白い粉がうわ〜っと
舞い上がる
これが湯の花なんだろうが、
これは湯の粉と言えるかも?
湯船の粉の舞い上がり状態が、
妙高高原温泉郷の一つ
関温泉に、よく似ている
妙高高原温泉郷 関温泉 朝日屋 の内湯
関温泉は赤い含鉄泉で、色は万座とは
まったく違うが、湯の花が細かく、
比重が重いのか、すぐに沈殿してしまう
この温泉の粉も、
湯の粉がすぐに沈澱していく
天井もステキ
混浴の露天風呂が一つあって、
ここから外へ出るんだけど、外に着替える
場所はない
つまり女湯(男湯)から、スッポンポンか
タオルを巻いて行くしかない
立ち寄り湯の場合、いつも私は
バスタオルは持たずタオル1本のみ
ということは、小さなタオルだけで
女湯を出て、離れた露天風呂まで
行くしかないのよ
ひよこさん、羞恥心は捨てたでしょ!
スッポンポンで、
それー❗️Go❗️
入ってしまえば、見られても大丈夫
布袋様?に見られていた
布袋寅泰さんじゃないから大丈夫🙆♀️
あれ? 露天風呂の方が熱いわ
43度くらい?
この色を見ると、霧島温泉の青みかかった
乳白色とは一味違った色合いだわ
上がって女湯の内風呂に入った途端に、
人が来る気配が……
危ない❗️
危機一髪
温泉の成分表が貼ってある
おもしろい!
消毒処理の状況で、
消毒の必要がない
だって……
こんなふうに書いてある成分表、
初めて見たわ
きっと、酸性が強すぎて、なんだわ
成分のすぐ隣には、これまた古い成分表
ラジウム
北光線
⁉️
初めて聞いた……
ラジウムとあるからには、この源泉は
玉川温泉に近い成分てこと?
ご主人に聞いてみた
ラジウム北光線……
初めて聞きました
普通の硫黄泉とどう違うのですか?
硫黄泉ですよ!
ただ微妙に源泉が違うんです
ホテル聚楽さんは特に硫黄が多いですが、
この源泉は微量の放射能が含まれています
まさしく、源泉を飲んだ時に感じた
玉川温泉の味が蘇ったのは、
このことなんだわ……
(ラジウムは味じゃ、わからないけど)
じゃあ、聚楽さんの温泉は
もしかして日本一の硫黄含有量ってこと?
聚楽の立ち寄り湯もすればよかったわ
玄関の横には、源泉を引くトイが
露天風呂の方へ続いていた
ここも、これより立ち入り禁止
硫化水素って、怖いのよね!
建物の傾きが半端じゃないくらいに酷い
経営が大変なことが察しがつく
すぐ隣には建っている松尾ホテルさんは
とうに休業されていた
立ち寄り湯をどこにしようか悩んだが、
この湯の花旅館にして正解だった
決してキレイとか女子が好むような
宿ではないが、今度は泊まってみたい…と
思えるほど、いい温泉
ありがとうございました
次は日進館の温泉です
ここで事件が起こりました
続く