瀬戸内海といえば、誰でもいつかは
訪れた場所だと思うが、島の数が
3千もあると、知って意外な感じがした。
以前に、しまなみ海道(今治―尾道)を
サイクリングで、旅した時に撮った写真などを
参考にしながら、前に進んでいきたい。
あの天神さんの異名を持つ
京都在住の菅原道真公が、政治の権力闘争に
敗れて、瀬戸内海を船で渡り
九州の大宰府に左遷され、流されたのは
有名な出来事だった。そのルートは、海路と推定されるが
詳らかでないようだ。ただ、瀬戸内海は古から風光明媚で
自然の良港が多いところから
海上で向かったのは自然だろう。
瀬戸内海は兵庫県の淡路島を
東にして、関門海峡付近に延びて
距離にして、約450キロメートル。
島が集中している、海域がいくつかあって
多島の水域圏を形つくっている。
一方で、広々とした海域があって
これを「灘」という。この二つが並びあって
あの豊かな、景観をつくりあげている。![]()
灘は西に延びて播磨灘、備後灘、燧灘
伊予灘、周防灘が続いて、関門海峡に達する。
これらの、灘と灘の間に備讃諸島、芸予諸島
防予諸島が点在し、これらの島と島の間の
狭い海峡を「瀬戸」と呼ぶ。
この瀬戸は、大、中、小と多くあって
瀬戸だらけの、瀬戸内海と表現されている。![]()
こうした地形が
潮の干満によって、潮流が複雑で急激な
変化をもたらしている。
鳴門の、大渦巻だけでなく
いわゆる、海の難所が多くみられるという。
実は、道真公は大宰府の前に
今の香川県へ、国守(今でいう知事格)として赴任している。
北側に、塩諸(しわく)諸島があって、その昔々
ここは水軍、わるくいえば海賊の名で
有名であった。
潮の変化を、見る目があり勇猛さがなければ
生きていくのが大変だった事を
物語っている。潮目を見る、眼力の凄さというのでしょうか。
記事は、「詩人 菅原道真」(岩波文庫)を参照した。
今、本州と四国には、3本の橋がかかる。
明石海峡大橋、瀬戸大橋、しまなみ海道。
しまなみ海道だけが
車だけでなく、サイクリング、歩行もOKである。
ここまで書いていると
あの懐かしい歌が思い出される。
♪ 瀬戸は日暮れて 夕波小波
あなたの島へ お嫁にいくの~~~
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