京都・東山の泉涌寺(せんにゅうじ)の中秋の名月
一昨日の夜は、「中秋の名月」だった。
コロナ騒ぎで、月をめでる気持ちは
なくなったこの頃。
TVや新聞で、その様子を知った次第。
冒頭の写真は自分が撮ったものでなく
書籍から拝借したものである。
以前に「そうだ京都、行こう」が
出版され、おもしろそうなので買った書籍。
その秋のページに、掲載されていたのが
上のユニークなショット。
この本によれば、月の出る前に
本堂の屋根や、地面に水をまき
その様子が特段に引き立つように
工夫したという。雨上がりの名月ではないが
こうした演出は、プロの世界というべきだろう。
キャッチコピーもなかなかの味わいである。
「中秋の名月。風情のある言葉です。
ひさびさに口にしました。」とある。
泉涌寺は東山三十六峰の南端の「月輪山」の
麓にある。東山から昇った月がすぐ近くにある
鴨川に映るという。
その美しさを古の人は「月輪」の地名に
託したのではと~。
これは当方が以前に
撮影したもの。月のない昼間の時間帯だった。
この泉涌寺は有名な「楊貴妃観音」が
拝観できるお寺でも知られる。
「そうだ京都、~」の本には
こんな、きれいな写真も掲載されている。
舞台は、京都洛北の正伝寺(しょうでんじ)。
遠くに比叡山が見え、これを借景にしている。
月の寺という異称もあるそうである。
正伝寺の庭から比叡山を望む。
以前に訪れた昼間の時のもの。
中秋の名月をめでる習慣は
平安時代に始まり、中国から伝えられたそうである。
「十三夜」もよく伝えられるが
これは旧暦の9月13日。
この夜の月も、めでる習わしがあり
今年は10月8日という。
所在地 泉涌寺
京都市東山区泉涌寺山内町27
東福寺がすぐ近くに
y
正伝寺
京都市北区西加茂北鎮守庵町72
上賀茂神社よりさらに北へ




