イノシシゆかりの京都・護王神社 | 世情いろいろ

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日々、思いついた事、感じた事を写真をまじえながら
記録していきます。そして季節性を取り入れながら。ジャンルは
多岐、多彩にと思っています。

 

 京都御所西側の烏丸通り。

南へ行く今出川通りから、丸太町通りまで、御所の石垣と植え込みが

続いて、ウオーキングなどに

 格好の道のように思う。

 

この中ほどの御所西側に、イノシシゆかりの護王神社がある。

 久しぶりに、この社殿を訪ねてみた。

 

 

 今の京都に、平安京の造成を桓武天皇に進言した人が

有名な、和気清麻呂(わけのきよまろ)。

 

 和気清麻呂と、その姉の広虫を祭神としている。

 

 

 

 

 拝殿の前の様子

この左手に、狛犬(こまいぬ)の代わりにイノシシ像が

 鎮座している。

 

 

 これには、故事来歴があるようです。

 

和気清麻呂が、都を離れ九州の宇佐八幡宮に

向かう途中に、どこからともなく

 300頭のイノシシが現れ、宇佐八幡宮までの

道中を無事に案内したという。

 

 その時に、清麻呂公が痛めていた足の病気が

治ったといわれる。

 この故事から、足腰の健康保持に

ご利益が、あるとされるようになる。

 

 

 清麻呂公のイラスト写真。

神社のパンフから、拝借させてもらった。

 

 

 もう一つの故事。

和気清麻呂の姉の、広虫は

慈悲が深く都の孤児を養育した事で

 子育て明神と呼ばれている。育児の

神として信仰が厚いといわれる。

 

 

 本殿前

 

この神社は、もともと三尾といわれる

 高雄の神護寺に置かれていたが

明治19年に、この地に移されたという。

 

 

 ちなみに、和気清麻呂は

今の岡山県和気町に生まれ

長じて、奈良の都で朝廷に仕えたそうである。

 

 

 

 

 イチョウが黄色くカラフルで

秋の深まりを感じさせる。

 

 この神社では、毎年11月1日に

亥子(いのこ)祭が行われている。

 亥子餅を作って、宮中に献上して

みんなの無病息災を祈念する

イベントとされる。夕刻から行われる幽玄なお祭りである。

 

 今年はコロナ禍で、内輪だけの

神事になったという。

 

 ずいぶん前のブログで

祭の模様をアップした記事があります。またの機会に。

 

 所在地は、京都市上京区烏丸通り下立売町下る桜鶴円町385

         「桜と鶴」と、優雅な地名でさすがという思いがする。