紅葉の色が増してきた。
古い歌になるが、いずみたくさんが京都の有名な寺をテーマに
作詞した「女ひとり」がある。
場所は三千院、高山寺 大覚寺
♪ 京都 嵐山 大覚寺
恋に疲れた女がひとり
塩沢かすりに 名古屋帯~~
ここで気になるのが
いずれも帯の歌詞が出てくる事である。
三千院は「塩瀬の素描の帯」
高山寺は「大島つむぎにつづれの帯」
女性の着物のポイントは、やはり帯では考える。
和装の素養はないが上手に、女心を表現した歌だと思う。
大覚寺は皇室や将軍の女性たちが
主役をつとめる。
大覚寺の門前。
大覚寺は真言宗大覚寺派の大本山。
弘法大師と縁が深いとされる。
嵯峨天皇の離宮だったが、876年(貞観18)に淳和天皇の
皇后正子が寺として、恒寂法親王が開基する。
以後、皇族の関係者が門跡となる寺院となる。
離宮跡だけに、境内は広い。
上の写真は宸殿。
この宸殿は、徳川2代目の将軍秀忠の娘の
東福門院和子が、後水尾天皇に嫁ぎ
御所に住んでいたものとされる。(重文)
宸殿の前は、白砂が敷かれ
前に右近の橘、左近の梅が
配置され、御所の名残りを残している。
写真は右近の橘。左近の梅は、カメラのフレームに入りきれなかった。
本堂に当たる五大堂。
奥の方は大沢の池。
寺側の所有地のため
今年から、入場が有料になった。
もっとも、外から見ても見ごたえはあるが
桜や名月観賞には、池に下りる必要がありそうだ。
勅使門の遠景
勅封心経殿と、呼ばれれる建物。
大正14年に、法隆寺の夢殿を模して
再建されたそうで、歴代天皇の所有物が納められ
薬師如来像がまつられている。
庭にお手植えの松が植えられている。
左が常陸宮、右が高松宮と標識が出ている。
歌のテーマになるくらいの
見どころが、いっぱいの大覚寺。
紅葉の頃は、また別の顔を見せくれるのだろう。














