
今朝の新聞(毎日)のコラムに、興味ある記事が出ていた。
今話題になっている、荻生田官房副長官の発言をめぐって。
荻生田さんは保守系シンポジウムで
「国会の採決を強制的に邪魔する人がいる」と
野党の批判する。さらに「田舎のプロレスみたいでロープに
投げ帰ってきて、空手チョップで1回倒れて~~。私はある意味
茶番だと思う」と発言。
物議を醸し、荻生田さんは陳謝することで一応のケリがついたらしい。
「田舎のプロレス」というのは
あるのかどうか。地方で興行されるのが、この類かと思う。
表現の中味も表も、お笑いもの域を出ないフレーズだ。
この方が、この程度の語彙や表現力しかないのは極めて残念至極。
今も昔も、相変わらずの政治家発言。それとも与党の政治状況が
長期に渡る、延長路線のある種のおごりかも。

もう1点。
とばくを合法化して、観光施設とセットにして
経済成長を図ろうという「カジノ法案」の内閣委員会の可決が
この2日にあった。
とばく禁止は「持統天皇のすごろく禁止令(689年)に始まり
近代法にも受け継がれている」と、共産党衆院議員が反対したが
6時間の審議で可決。
ここで興味あるのは持統天皇は、女性であり歌人としても有名。
なぜ、持統天皇がとばくの一種のすごろくを禁止にしたのか。
その歴史的、政治的な背景が不明だ。
上の写真は、辞書(広辞苑)に出ていた「すごろく盤」の写真。すごろくは、各種あるらしい。
カジノ法案はかなり以前から話題になり
国民の間でも、賛否両論の法案。ギャンブル依存症が心配されているからだ。
大阪の次期万博構想とセットで、カジノのとばく場(統合型リゾート略称、IR法)は
海岸部の舞洲に計画されている。

京都・三十三間堂の毎年成人の日にちなんで行われる
通し矢のイベント。後段で”落”ちのコメントが。
三十三間堂は平清盛の寄進によって建立。
命じたのは後白川上皇。三十三間堂の向かいに
法住寺に御所を構えて、院政を敷いた人。
この上皇は世の中でママにならないものを、3つ挙げたそうである。
一つは加茂川の水。氾濫を繰り返す加茂川に手を焼いた事。
2つ目は双六(すごろく)の賽(さい)。さいころの目は自由にできない。
3つ目は山法師。比叡山延暦寺の武装僧侶。
ここで問題なのは、カジノ法案が成立するのかどうか。
当時の上皇でも、すごろくの目は自由にならなかった。
当たり前といえばそうだが、「カジノ法案」も、あまり”射幸心”をあおるだけでなく
じっくり取り組んでもらいたいものだ。