
先日、比叡山へ行った時に撮影した、その山上からの大津市内中心部の遠望。
こうしてみると、大津も変わってなあと思う感慨を覚える。
市内は高層ビルが林立。手前にJR湖西線が大きく蛇行。
左手に近江大橋、その先に瀬田の唐橋、さらに奥に石山寺。
ちょっと分からりつらいが。

右奥が観光船ミシガン号が出入港する大津港。むかしは浜大津と呼ばれていた。
中心部の湖岸には、びわ湖ホールなどの文化施設が立ち並ぶ。
667年には天智天皇が奈良の飛鳥から
都を大津に移す歴史があった。大津京と呼ばれた。今から1450年も前になる。
その後、「さざ波や 滋賀の都は 荒れにしを 昔ながらの山桜かな」と
有名な歌が作られた。藤原俊成の「千載和歌集」に選ばれている。
この山桜は三井寺のものと言われるが、今では想像外。
歴史都市の一面を持つ大津市。天台宗の比叡山とのつながりが深い。
延暦寺中心の「根本中堂」のある比叡山上の地名は大津市。京都市ではない。この辺の
ボーダーラインが興味深い。比叡山は、滋賀と京都の県境に位置する。

瀬田川に注ぐ、近江大橋が見える。
大津市の人口は約34万人。滋賀県の県庁所在地だが
各種の意味を含めて、京都市との衛星都市的な性格を持つ大津市。
とはいえ、生活必需品の水は疏水を経由し、びわ湖からまかなっている。
大阪、神戸もその水の恩恵下にある。
「近江八景」と言うのがある。景勝地の四季、天候などを表現したものだ。
石山秋月 (石山寺)
勢田(瀬田)夕照 (瀬田の唐橋)
粟津晴嵐
矢橋帰帆
三井晩鐘
唐崎夜雨
堅田落雁
比良暮雪

これは、びわ湖中心ぐらいのところにある「近江大橋」の遠景。
右手の起点は湖東の守山市か。