
加古川(兵庫)から高砂方面の夕暮れ
日本の戦後の経済高度成長期に環境破壊が進み、水俣病、イタイイタイ病などの公害が噴出。
その規制の法律が出来て、今は当時の弊害は収束している。
今朝の訃報欄に、ベタ記事で環境破壊防止へ懸命に取り組んだ
市民運動家の記事が出ていた。
その方は、兵庫県高砂市の高崎裕士さん(84)。
全国各地で自然海岸が埋め立てれ、臨海工業地帯が作られた高度成長期に
「入浜権」(いりはまけん)を主張して世間の耳目を集めた。
入浜権とは、海浜や海岸に立ち入り景観を楽しみ
海水浴や魚介類の採取などを享受できる権利。
山林の入会権から着想されたとされる。広辞苑には
どちらもそれが紹介されている。
高崎さんは海辺を守り、高砂市のPCBなどの公害を告発する
住民運動に取り組み世間の注目を集めた。
当時、海岸はテトラポットで埋められ工場が立地され
むかしの白砂青松の自然が失われた。これをもとに戻そうと
運動した。

今は海岸が修復され、県立高砂海浜公園となっている。
たまたま、この辺りを訪れる機会があり写真を撮っていた。

左方向は高砂神社。謡曲「高砂」の発祥の地。
松林が造形的に連なる。
新しい景観を生み出してはいるが、”むかしの姿は今いずこの”の
感はぬぐえないように思える。