
三井寺に近い、びわ湖から京都に水を送る疏水。

疏水を少し上がると、山の緑に囲まれた三井寺が
望まれる。赤いのはキリシマツツジの花。
先の連休のある日、滋賀・大津の三井寺を訪ねた。
10年以上も訪れていない。題名を「三井寺の思い出」としたが
特段、思い出があったかどうか記憶が確かでない。
それはともかく、三井寺の境内は広く関連の寺社も多い。
三井寺は天台宗寺門派の総本山。680年頃、弘文天皇の皇子の
創建と伝えられる。この時代は奈良の薬師寺が出来た頃だから
相当に古い寺だ。

境内の高台から遠くに見えるびわ湖。
この時は、あたりの赤いキリシマツツジが鮮やかだった。

境内の一角の観音堂。西国十四番札所だ。

徳川家康により寄進されたされる三重塔。

近江八景の一つである三井の晩鐘(重文)。
余談になるが、「ミレーの晩鐘」もあったように思うが。
供養料として、ひとつき300円が必要。どん音色か興味があったが
割愛した。ただ一見の価値はある。
荘厳な音色らしく、「日本の残したい音風景百選」に選ばれている。

三井寺の中心になる金堂(本堂・国宝)。
現在の建築は秀吉の妻の北政所によって再建されたそうである。
桃山時代を代表する建物ということである。
この寺も秀吉、家康といった戦国時代の人物の影響を受けていることを
感じる。
三井寺の本名は園城寺。当時、比叡山の延暦寺と争いがあり
分派。延暦寺を三門・山と呼ぶのに対して
ここは寺門・寺と呼ぶとのこと。
境内は広大で、じっくり見て回るには相当の時間がいる。
桜の名所としても、知られる三井寺である。

遠くに比叡山の山並みが望まれる。