
先の党首討論会で民主の野田首相と
自民の安倍総裁が対峙して、TV中継も行なわれた。
冒頭、安倍総裁は首相の日頃の労をねぎらい
すぐあとに、今はもうクリスマスセールが始まったと
今年の流行語の一つになった「近いうち解散」の
遅さを指摘した。
この「近いうち」は暑い盛りの8月8日に
当時の谷垣総裁と、消費税アップの国会成立の約束の
もとに交わされた経緯は周知の事実。
ところが、それが引き延ばされ続けようやく、3ヵ月後の
今月16日に断行される結果に。
8月の約束の時の前段では、「近い将来」が首相側から
提案されたが、「将来」と「近いうち」の言葉には
隔たりがあり、自民側は「近いうち」に改めさせた。
普通、一般的には近いうちとは、その中身にもよるが
早くて15日、遅くて1ヵ月が順当だろう。
それが季節をひとつまたいでの実現とは。
政治家の言葉を信用しないのは、むかしからの世間相場。
政権交代という旗のもとに、国民の期待したマニフエストは
あえなく崩壊。
政権交代とは何だったのかと、いぶかしげさの思いがつのる
今日この頃の心境。
それにしても、3年余でこうも政治環境が変貌するものなのか。
あとは「維新」に希望を託したいが、これも先行き不透明の感。
”政治ごっこ”はいい加減にして、本来の政治姿勢を取り戻して欲しい。
戦後、間もない頃の政治家は好悪はともかく骨太の人が多かった。
