
「花疲れ」という言葉があるらしい。
今日の朝刊のコラムに出ていたが
それほどでもないにしても、きれいなものに対する心の意味でもあろう。

京都市内北部の衣笠山の麓にある「竜安寺」。
あの石庭で著名になっているが、ここの塀越しに
1本のしだれ桜がある。
初めから植えられていたものどうかは
わからないがどうも魅力的な桜である。
竜安寺は室町時代に管領(将軍を補佐する人)の
細川勝元が徳大寺家から譲り受け
禅寺にしたもで、今は世界遺産に登録されている。
世界遺産の眼目は多分、「虎の児渡し」といわれる
あの石庭にあるのだろう。
石庭には15個の石が配置されいるが
どこからも14個しか見えない仕掛けになっている。
禅の教えと同じく、不可解極まりない空間である。

作庭と同時にしだれ桜もあったと
思われないが、春の季節にはユニークな佇まいを見せる。
それにしても京都に訪れる人は不景気にも
かかわらず多い。
不景気の裏返しかも。それに多分、雑誌に掲載された
食べ物屋さんの玄関先にも、長い行列が続く。
