

♪ 甍(いらか)の波と雲の波、
重なる波の中空を、 橘(たちばな)かおる朝風に、
高く泳ぐや、鯉のぼり。
有名な小学校唱歌(鯉のぼり)の一節だが
最近は、学校でこんな歌が歌われているのどうか。
中国の古い言い伝えにこんなのがあった。
黄河の上流に竜門という滝があって
鯉はこの滝を登り切ると、そのまま大空に
舞い上がって、竜に変化するという。
「登竜門」という語源にもなっている。
それにあやかって、当時は男児の立身出世を願って
鯉のぼりが立てられるようになったらしい。
その後は、端午の節句に武者人形を飾り
鯉のぼりを立てて、お祭りとして祝う風習になった。
しかし、現在では「子供の日」の祝日が
あるように、男女ともに子供の無事成長を願う
機運に変わってきている。
大阪と京都の間にある高槻市。
住宅都市の性格を帯びた町だが
ここを流れる芥川に、1000匹の鯉のぼりが
川をまたぐように、泳いでいて壮観の風景。
今日は、「こいのぼりフエスタ1000」の
イベントが行われる。
鯉のぼりは、市民の寄贈や子供たちの手作りで
地元の自治会などが、合同で取り組んでいるとの事。
昨今は、こうした鯉のぼりが泳ぐ姿は
全国の河川や池で見られ、珍しい事でもない。
しかし、爽やかな風が吹き抜ける川原で見る
鯉のぼりは、季節感を感じさせて気持ちがいい。
