秋の足音・朝顔いろいろ | 世情いろいろ

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日々、思いついた事、感じた事を写真をまじえながら
記録していきます。そして季節性を取り入れながら。ジャンルは
多岐、多彩にと思っています。

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 今日からから9月。

季節は秋に向かうが、まだ暑い。

 夏の朝を爽やかにさせてくれる朝顔。

古くはキキョウの古名で、秋の季語でもある。


 朝顔はヒルガオ科の1年草。

熱帯アジアの原産で、わが国には

 中国から渡来し、江戸時代後期に

園芸植物として、多くの品種が生まれた。

 種類が多く、紅、紫、藍、白、絞りなどがある。


ところで、「秋」が「飽き」に通ずるというところから

 秋は、古い時代から男女の情がさめていく事に

ダブらせる表現が多く見られた。

 平家物語に出てくる平清盛は白拍子の妓王を

寵愛していたが、仏御前の出現で妓王を追放してしまう。

 その時、妓王が障子に書き残した歌。


「萌えいづるも枯るるも同じ野辺の草

      いづれか秋にあはではつべき」


「あなたも同じ運命なのよ」と警告の意味をこめて

女心の悲しさを歌った。


 「あき」の言葉に似たようなものがある。

古い中国の時代には、夏に扇が重宝がられた。

 ところが、秋風とともに棄てられて

かえりみられなくなった扇を「秋扇」といったそうである。


 今の日本はクーラー、扇風機の時代。

ハンディな団扇(うちは)も使われるが

 用済みの時期に入ってきた。

しかし、残暑はまだ厳しいこの頃。

  参考 言葉の歳時記(金田一春彦著 新潮文庫)など。