








この東福寺の塔頭(別坊)である光明院(こうみょういん)。
東福寺と稲荷大社の中間ぐらいにあって
派手な寺院ではないが、落ち着いた静かな佇まいが感じられる。
こんなところから、最近は庭めぐりの好きな人などの
人気を集めているよう。
光明院は1391年の開創。
方丈の前の庭は「波心の庭」と呼ばれる。
庭の雰囲気は禅宗特有の枯山水風。
力強い石組みと苔、白砂で構成され
庭の周囲にはサツキ、ツツジの刈り込みが
施されている。
昭和の作庭家で、日本庭園史の研究家でもあった
重森三玲さん(1896~1975)の作庭である。
重森さんはこの寺以外にも、東福寺方丈、大徳寺
松尾大社などの作庭にも関わっている。
現代的なモダンなつくりが有名。
派手にサツキ、ツツジは咲いていないが
庭と軽くマッチして、方丈などから全景を見ていると
新緑も混じって、心が落ち着く感じ。
秋は東福寺の塔頭らしく、もみじの紅葉が
庭付近を、赤く染め上げ壮麗。
(JR、京阪電車、市バスの東福寺駅下車、徒歩10分)