
今年も、泣いても笑ってもあと3日。
いよいよ押し詰まってきたが、年の話題。
高齢化社会の到来で、日本は世界でも
有数の長寿国。女性の平均年齢が男性より
かなり上なのはよく分からないが。
これは別にして。
年が明ければ、否応なく年が加算される。
正確には年齢は生れ月からだが
数え年、年号などは元旦からという事になる。
人の年を祝う習慣がある。
子供が生まれた時はお宮参り。大きくなって
十三詣り、七五三詣りがある。
大人になると成人式がある。成人式以後は
あまり年を祝う節目は見当たらない。毎年の
誕生日ぐらいか。
ところで、加齢と共に俄然、祝いの年が増える。
まず、会社、役所など事業所などの定年にあたる還暦。
還暦は生まれた年の年齢が、六十年後にめぐって来るところから
満60歳になると、めでたいとされる年齢。
定年を待ち遠しい人、そうでない人とまちまち。
最近は65歳定年が増えてきたようである。
今年は定年前のお役人の定年前の、いわゆる天下りの
扱いが国会などで論議された。談合事件が絡んでいたが。
次は古稀(こき)。昔は70歳になると古来、稀れということで
お祝いをした。
その次は喜寿(きじゅ)。喜の草体の七を、上から3つ並べた字が七十七に
見えるところから77歳の祝い。
この後は米寿(べいじゅ)。八十八を字にすると「米」のようになるから
88歳の祝い。
続いて90歳の卆寿(そつじゅ)。卆の俗字が九十のように見えるところから
90歳の祝い。
最後は99歳の白寿(はくじゅ)。
「百」の字から上の一を取ると「白」になるところから白寿。
99歳の別称であり、またその祝いとなる。
先ほどの国の調査によれば、100歳以上の方が全国で
数万人おられるそうだ。100歳もそう珍しくなってきた。
プログなどでたまに100歳、138歳の方も散見されるが
こちらは真偽は別のようだ。
人生40年の時代もあったが、今は80歳が普通で
90歳の声もよく聞かれるようになった。
そのうちに111歳を祝う「川寿」などというのも
現れるかもしれないという本も最近、読ましてもらった。
(ことばの歳時記 金田一春彦著 新潮文庫)
※ 写真は京扇(あまり年と関係がないが)。