





たもとあたりは季節の花がよく見られる。
今は四條大橋の途中からピンク色の
サルスベリ(百日紅)の花が見られる。
樹皮は茶褐色で美しく、肌がすべすべしていて
サルもすべるという意味から、この名前の由来があるとの事。
幹肌が美しく堅いので床柱や櫛(くし。最近は使用頻度が少ない)などに
使われる。これから秋の初めまで咲き続ける夏を
代表する花のひとつだ。
ところで、四條大橋東詰めに歌舞伎の元祖といわれる
「出雲の阿国(おくに)」の銅像がある。
阿国は出雲大社の巫女さんで、一座を率いて
京都にやってきて、北野天満宮の舞台で名声を得る。
そして、慶長8年(1603年)、この四條河原で
伊達男風の扮装で「かぶきをどり」を披露し、関が原の戦いで
すさんだ世に新風を送り込んだといわれる。
しかし、風紀を乱すと女歌舞伎禁止令が出て
男が女形を演じるようになり、今日の歌舞伎になる。
阿国は晩年、出雲に帰り、尼僧になり生涯を終えたと伝えられる。
四條大橋の阿国像の斜め向かいに南座がある。
追記 南座前の四條通の北側に、かって北座があり、その遺跡の表示がある。