

ギリシヤ・ピレウスは港町でエーゲ海クルーズの基地。
フエリーの数も多く、魚屋などの市場や商店街にも活気がある。
ここは映画「日曜はだめよ」の舞台になったところ。
下町風の昔のままの町並みで、親しみやすい感じがする。
ちょっと垢抜けしないところが気になるが。確か映画も
こんな風景を描いていたように思う。
ピレウスでは3時間の時間待ち。
町中をぶらつくが、あまり見るようなところがなく時間を
もてあます。
交通機関を使えば見るべきところも多々あるが、なにせ
土地勘がなく、また時間に遅れる可能性があり見送った次第。
午前11時42分発のIC特急で、イタリヤへ海を渡るフエリー港のある
パトラスに向かう。
列車は海岸沿いに走り、ギリシャ特有の風土が見られ飽きない。
エメラルド色の海、白い家、オリーブの木…。
とにかく水がきれいで、ごみも見られず船影もない。
日本のように養殖漁業風景もなく、こせこせしたところのないのがよい。
午後3時半過ぎ、パトラスに到着。
駅前の船代理店でフエリーの乗船券手配をする。
代理店の係りは愛想がよく、カタコトの日本語混じりで応対してくれる。
パトラスは小さな港町。町の奥近くまでぶらついてみる。
特に変わったところもない。港の見える庶民的なレストランで少し早い
夕食をとる。メニューはボリュームいっぱいの、いわしの煮付けとポテトそれに
ビール。食後は船乗り場前あたりで座り込み休憩。
若い外国人の旅行者の姿が多く、賑わいを見えていた。
さて、夜に入り乗船手続きをはじめるが、係りは盛んにギリシヤ語?を
大声で叫び続け当方は何のことやら、チンプンカンプン。
要は乗船券のほかに、乗船税みたいなものを納めろという事が
ようやく分かった。この間、乗り場と船代理店間15分を3回往復する。
一時は乗船できない危惧もし、言葉の不自由さを痛感する。
ま、こんな事は当初から覚悟の上で、織り込み済みではあるが。
パトラス発のフエリーは夜10時。大型船でベッド寝室もあったが
シートの方を選ぶ。勿論、こちらの方が料金は安い。船内はこぎれいで
不満はない。
フエリーは夜のイオニア海を北上し、イタリヤへ向かう。
※写真 1)はピレウス駅 2)はIC特急の車窓から