







午前8時起床。
チェツクアウトして料金支払いを済ませると
主人は「どうもありがとうの」の日本語の挨拶を述べ
ご愛嬌のサービス。日本人客も多いせいだろう。
余談だが、ここのペンションの門前のドアがうまく開かず
苦労の連続。通りががりの通行人に手伝ってもらった事も。
欧米では鍵の開きぬくい部屋が、往々にしある。
ウイーンの 午前10時07分発(西駅)の列車でブタベストへ。
国境で、検札、入国の手続きが各2回ある。
旅行者としては面倒な事ではあるが、仕方がない。
車窓からは、ハンガリーの草原の風景が延々と広がる。
午後1時前、ブタペストに着く。
まずは、駅前からメインストリート沿いに王宮方面に向け歩く。
両側に中層の建物が続き、古めかしい感じ。
ドナウ川近くまで来ると街の雰囲気が変わる。有名な大きな橋を渡ると
美しいブタペストの街並みが望まれる。
ケーブルカーに乗り、山手の王宮へ行き、周辺を散策。
観光客目当てのヴァイオリン弾きもいて、美しい音色を響かせていた。
ブタペストも音楽の都のひとつである。
この日は日曜日とあって人の流れは多いものの、店舗関係は閑散。
中心部の街中の、ショーウインドウには魅力的な店は多々あり
ヨーロッパらしいムードを漂わせ、「小パリ」といわれる所以も分かりそう。
ブタペストでは日本人観光客は見かけず、一人の学生風の男性に出会っただけである。
この人には道案内を聞いた。このあと、駅まで戻りベオグラードまでの
切符を買う。
大きなリュックを抱えての旅行だけに、街に出かけるときは
手荷物預かり所に預けており、この日も出し入れに忙しい。
さて、再び町の中心部に出る際に、裏通りにでて少し早かったが
小さな中華料理店に入り、夕食をとる。客は全然おらず気まずい思いがしたが
ブタペストの中華料理も思い出のひとつ。たいした料理は注文しなかったが。
裏通りの小道をジグザグしながら、当夜のオペラを見に中心部に出る。
オペラ開演まで少し時間があり、劇場前のカフェでアイスクリームを食べる。
劇場の入場券は当日売りで、少し並んだ。
係りのおばさんが、パソコンで当方が示したメモに従い普通席を手配してくれた。
演題はベルデイの「ファルスタッフ」。
座席は会場の舞台に向かって左側。入りは7割ぐらい。観賞代金は300円と
ウソみたいに安いのには驚いた。しかし、ウイーン、パリの料金は高い。
役者、楽団の格が違うためもあるのだろう。
それとハンガリーは物価が安い上、音楽行政が行き届いている点もあるのでは。
物価の安い例として、カンのカイザービール(500ml)150円、
上等のショートケーキ100円とコーヒー150円でカフェがOK。
オペラ終了は夜10時過ぎ。駅に向かう帰りはタクシーに乗る。
しかし、行き先きをはっきり言っていなかつたせもあり
違う方向に走りちょっとあわてる。東欧の大都市で迷子はこわい。
大きな駅は、改装中で待合室には浮浪者がたむろしている。
首都の駅風景としてはあまりいただけない。
さて、予定しているベオグラード経由でギリシヤへうまく抜けられるのか。
夜11時55分発のバルカン特急でブタベストにおさらばして
べオグラードに向かう。
※パンフは当日のオペラの案内書