作品名:風と共に去りぬ(Gone With the Wind)

出演:ビビアン・リー、クラーク・ゲーブル

監督:ビクター・フレミング


マーガレット・ミッチェルが10年に及ぶ期間を捧げて執筆した長編小説「Gone With the Wind」が1937年にピューリッツァー賞を受賞。1939年映画化。作品賞含むアカデミー賞10部門を獲得した映画史上不朽の名作。当時の映画技術でここまでやってのけるかと驚愕する。後のハリウッド映画に及ぼした影響は計り知れない。ビビアン・リー演じるスカーレット・オハラの生き様、彼女とクラーク・ゲーブル演じるレット・バトラーとの果てしなき恋、そしてアメリカ南北戦争の3大テーマが絡み合わさって完成した作品である。情熱的で独立心旺盛にして気高く、強く、そしてときにはヒステリックなスカーレット・オハラは私たちの前で今でも輝き続けている。野生的でいわゆるダンディなレット・バトラーの持つ魅力に気づきつつも最後まで甘えようとできないスカーレット・オハラはもはやツンデレである。南北戦争がアメリカ南部(映画の舞台はジョージア州アトランタ市)の市民にもたらした影響、そして彼らの暮らし及び心情をありありと表現している点も見過ごせない。世紀の大作「風と共に去りぬ」は必ず観ておきたい作品だ。


「風と共に去りぬ」のアメリカ
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