星がひとつ消えてしまっても
社会は普段通り冷たく流れる。
宇宙のバランスが崩れたせいで
ずっこけた痛みに怒りながら
探し出した原因が実は失った
星の存在だと気が付いたのに
私は今を淡々と
生きる事しか能がない。
そんな薄情な対応なんて
どうでもいいさと笑いながら
誰かがせっせとこさえた新星で
均衡を保っているかもしれないのに
私は今日ものうのうと食う寝る
起きるを繰り返して地味に終わった。
石ころが転がって池にぽちゃんと
落ちてしまってもしょうがないべと
涼しく前へ進むのがこの世だとして
それでも何かと頑張った
つもりの証をわざわざ盛って
アピールするほど私の日常は
暇じゃないけど何か問題になるほど
忙しく悲しく侘しいばかりの
誠に残念な日々だけでもない。
何処にも響かず何にも届かぬ
時間だけが過ぎちゃったので
諦めましょう夢とか幸せとか
永遠とか奇跡とか絶対とか。
お疲れちゃんです
また明日だぁーね、こんばんは。
草が一面削られ刈られて
枯れたら道になったので歩いてみよう。
通って曲がって上がって下って
迷って困って誤って待ってて!
これでもまあまあ踏ん張って
凌いで耐えて乗り越えたのに
其処でも叶わず此処でも実らず
そんなもんさと忘れましょう
こんなもんさと笑いましょう
お世話になります、今夜もどうぞ
お手柔らかによろしくお願い申し上げます。
雨が冷たく秋が寂しく
感じて損じる私は根暗で
陰キャでボッチのアイツより
幸せ気分でいたいんだけど結局
アイツの方が断然、アイツらしいし
アイツの方が絶対、充実してそうだし
アイツの方が誰より人間らしくて
アイツはやっぱり正直で素直だ凄いな。
気になる世界に思いを寄せて
信じて貫き砕けて散って
泣いては求めて疑い離れた
狙いは外れて去って消えつつ
ここまでやっと来たつもりなのに
まだまだ続くよいつまでも。
どこまで逝ったら終わりなの
どこへ行っても変わらないない
ゴールが見えるの?三途の先には
終りが近いの?奈落の底では
並んで裁きを受けたらすぐに
鬼から示された案内所へと
緊張しながら参りましょう
逃げることなく向かいましょう。
私や誰かがぐるぐる巡った
昔や過去が絡まった
渦のような勢いが極まり
乱れて弾けて逝けたら
星になって輝きを放ち
いつかは誰かの目に一瞬だけでも
留まるかもしれない星の数は
魂の歴史より多いのか?
星より人は輝けるか
星より命は尊く熱く美しいのか
星より先は闇だらけなら
私はこのままクズのまま
グースカぴーと眠りましょう。



