路傍 | 心の波

心の波

ネガティブでも
幸せ探して生きてます♪

 

 

私が急いで走った路傍には

芽吹いたばかりの幸せがあったのに

僕は知らずに踏みつけて潰した。

 

急いでいた理由なんて

本当はどうでもいい話だったのに

皆が楽しそうに笑っていたから

私も良かったと微笑んでしまった。


その時は急いで間に合った、、

強引な価値を誠意なんだと押し付けて

ダラダラと語っていたし


走ったメリットの詳細も示しながら

納得してもらえるようにと

グダグダになっても伝えていた。


だから僕は勝ち誇ったように心の中だけで

高笑いをすることしか出来ない

ただのクズに変わりはない。

 

 

それでも生きている意味に整えるため

何かに縋り誰かに頼り神に祈って仏に跪く

分かり易いパフォーマンスで誤魔化し

答えのようなチャンスを狙っていた。

 

自業自得という無様な挫折が

全ての結果だと受け入れ諦め

無気力を悟りのように扱う技術で

賢い大人になったつもりのまま


僕は今でもこうして

のうのうと暮らせている事が

ただただ不思議としか思えない。

 

諭されるみたいに肯定した日々を

許されたのか⁉︎と勘違いした僕が

掴んだ藁は滑って遠ざかり

繋げた糸は切れて縺れたので捨てた。

 

そんな失敗から学んだ私は

ズ太い命綱をぐるぐる巻きにして

安心安全な保険をかけたのに

 

自ら手足まで縛ってしまい

身動きが取れずに

地面に落っこちてしまったのだ!

 

衝撃が凄くて無様で恥ずかしく

その痛さはあまりにも虚しく

悲しく思えたので

僕は嘘つきでホラ吹きな

路傍の石となって眠った。


 

 

雨ざらしのままで放置された自転車は

持ち主の引き取りを信じる希望より

撤去作業車に積み上げられて

修理して転売されてこそ幸せなのかも。

 


野ざらしで朽ちた屍は

祭壇に祀られ花に囲まれるよりも

川に流され転がり続けて

海に沈んで消え去ってこそ。


 

路傍の草に転生したなら

私は幸いだと歓喜して


今世は除草剤に溶けて枯れ

風化して散り舞い上がり

土へと戻りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

来世では新たに転生して

路傍の石となり

 

誰かが先を急ぐ靴底に踏まれても

蹴られても割れずに強く居座る人生を

静かに地味に楽しもう♪