追うと離れてしまうのに
逃げると追われる不思議な社会。
求めると滑り落ちるのに
落ち砕ける瞬間は
美しく散る刹那。
覗く事は刺激的で
かなり興奮するのに
見せつけられると萎える欲望。
人様の不幸こそが
自分を確実に
肯定できる出来事なのに
私の無様な出来事は
大袈裟に騒いで拡げる事で
バーチャル世界の同情を
掻き集めてしがみつく。
権力の矛盾や
利権の制約には逆らわず
疑わずに従う毎日こそが
快楽なのだと思えたら
立派な大人だ。
逞しく強く成熟した
僕の疑心暗鬼は
醜く、見にくく、読みにくい。
誰かの幸せは出来るだけ
知らなかったことにする
その浅ましさを
己のプライドとして生きて来た。
豪華で豊潤な現実を羨み
美味い話には
我先にと
魂ごと突っ込んで
勘違いと思い違いで
履き違えてしまった日々。
ただ虚しい。
ただただ侘しい後悔でしかないけど
しょうがない。
私は負け組員の下層民だから
やっぱり、しょうがない。
それでもしぶとく生きて
拘りを個性なんだと言い張った。
違いとは、自由を選んだ道の
途上の夢だと信じて来たから。
努力か根性か忍耐か
洗脳なのかを見極め切れず
常識か体裁か流行か
情報操作だったのかさえも
知らない毎日の中で
楽しむフリして笑っていた。
ゆえに、我とは、私とは
自分とは、己とは
弱々しいクズの
下僕民でしかないのに
そんなリアルな日常でも
毎日、毎日
惰性的でも生きてる不思議。
尻尾をフリフリしてお金に群がり
よだれを拭きふきしながら
与えられる順番を待ち侘びて
満面の笑みで列に並ぶ私とは
下男と言う奴隷なり。
手に入れた良識ある権限を
新たな時代のパスポートとして
生きる人生もあるのなら
拒む生活も出来たはず。
自由な思想を尊重して
民の平和を維持する為なら
自由と示した忖度に
自己責任という足枷で繋がれても
適当に満足してこそ人生だ!
そんな中でも
ささやかな喜びを大切に拾い上げ
心からの感謝が出来るなら
それはきっと完璧な幸せだと思う♪
僕はやっぱりどうしても
人の不幸で己を整えてこそ。
その出来事と自分を比べて
私の存続を肯定できる
ただの愚か者だな。
今日も誰かの苦しみや
悲しみや悲惨を
こっそりと眺めている。
俺はマシだな…
と呟いてこそ
自分を励ましている、、
この精神の歪みに
今更、戸惑うこともない。
だからこそ
明るく笑顔で前を向き
のうのうと飄々と
今日も平然と
生きていられる幸せに
グタグタ綴って
バーチャルな同情を
必死に掻き集めながら
リアルな私を肯定しよう♪
きっと明日も
明後日も。
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