いつもの風景が
雨上がりの潤いに反射している。
豪華に拡がり
緻密にプログラムされた
鮮やかさではなく
地味。
色も無く
流行りでもなく
定番でもない
刹那。
美しさに立ち止まる
心の余裕や時間よりも
慌ただしく
日銭を追いかけ突っ走る朝。
私は反射を睨み付けて
サンバイザーで視線を確保した。
乾いて枯れた僕が
今さら激しく湿ってみても
艶とか輝きにはならん!
でも田舎の日常の
ほんのひとときのように
まるっと漠然と反射して
色彩に見える時もあるものだ。
曇っていたら待ってみる。
晴れていたら進んでみる。
嵐の中でも歩んでみて
雨の日は休もうかな。
正解なんてどこにも無くて
答えは誰も知らない路。
華がなくても輝く空
色が無くても光る屋根
艶がなくても
反射する路には
何となく湧くような
地味な喜びがありました♪
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