箇所 | 心の波

心の波

ネガティブでも
幸せ探して生きてます♪

 

 

 

建築の仕事では

ファサードの意匠に合わせて

 

主流とする位置の継ぎ目が

全く分からないように

デザインされることがある。


 

全体的に違和感のない

リズムのように刻んで

 

そもそものジョイント部が

分かりずらい方法もあるし、

 

継ぎ目にはパテを打ち

削ってなだらかにして


繋ぎ目が分からないように

塗装やシートなどで

仕上げる方法もある。

 


どこにも継ぎ目が無いみたいに

ただの流れに見えてこそが

 

職人としての技なんだと

誇らしげに熱く語る親方は

 

塗装の仕事に関わって

ずっとその道で生きて来た。

 


その拘った繋ぎ目は

いろんな業者さんが協力して

 

知恵を出し合い

技術や経験と勘も含ませ

あれこれと試した箇所なのだ。

 


このやり方だと

デザインは守られるけど

構造的に強度がとれんから

やっぱり危険だよね…

 

 

強度は間違いないけど

あまりにも継ぎ手が強調されて

せっかくの

バランスが崩れてしまうよね…

 

 

別な材料を使ってみようか、、

別なやり方で考えられんかな?

何かネットとかで

いい案とか出ていないかな??

 


色で程よく散らして

ボカシて全体に馴染ませるとか?

 

あえて目地を入れて

アクセントにしてみたらどうだろう?

 

6メートル程の長さなら

運搬を考えても製作は分割になるし

施工を考えたら3分割が理想だよね、、


 

どう繋いで処理するのか?

継ぎ手には何を使うのか?

 

金属じゃ重いし溶接が必要。

木材は耐久性が心配だし

FRPならいいけど

時間もコストも掛かり過ぎる。


 

考えて試して眺めて

やり直して眺めて

調整して眺めて


納得したベースが完成する。

 

塗装の技術を用いて

更にきめ細かな下地に整え

仕上げられた質感は

 

見事に継ぎ目も消えて

繋ぎ目も全く分からなかった。




拘って頑張って

やり直して完成した箇所が

 

誰にも気付かれずに

何も目立たない、


そんな仕事だって

色々とあるものだ。

 

まるで

家庭内のお父さんのように

 

目立っちゃいけない

気付かれてもダメ、みたいな存在 ww


 

見抜かれたら意味が無くて

自然な流れとしたまま

 

振り向きもされずに

スルーされたら合格なのだ♪

 


目立たない繋ぎ目にも

隠された技術があって愛がある。

 

頑丈で壊れない継ぎ手は

知恵と努力の結晶なのだ!

 


悲しくなんてないよ。

僕がちゃんと見ていたから!

 


侘しくなんてないよ。

私がちゃんと覚えているから♪

 


気付かれない、気が付いていない

誰かの何かの日常にも


きっと大切な絆で

何かしらと繋がっている。


 

繋ぎ目を強調するように

押し付けるような愛情もあれば

 

繋ぎ目が消える程に

繰り返されてもなお


維持され続ける

さりげない真心もあるだろう。


 

継ぎ手とは

つなぎ方でもあり

繋げる方法、手法なのかな?


 

繋ぎ目とは

継がれた接合部を


いちいち確認する

承認の欲求みたいな

めんどくさい箇所なのかな?

 


人生も命も心も

夢も希望も憧れも

 

誰かと繋がり

何かで繫いで

 

継いで接いで拡げて

拡がっている世の中だ。


 

社会、組織

ネットも日常も


 

繋ぎ目の箇所を

ハッキリさせてこその


自分という私。

 

その継ぎ目が消えて

繋がった箇所も忘れて

 

穏やかに心地良く

潔く過ごせるならば

 

その時は、もうすでに

死んでいるのかもしれない…

 

 

今日も継ぎ目を強調して

繋ぎ目をじっくりと説明して

 

僕は涼しく

何かしらをアピールして来た。


分かって下さい!

覚えてて下さい!

信じて下さい!


どうか

忘れないで下さい!


無駄に語る僕の性は

話の本題からいつもズレて

本質からかけ離れてしまう。


だからこそ


自分を語らず

自分を出さない

あの人の……

 

あの雰囲気こそが

やっぱり気になる!!


 

繋がる箇所と

継いだ箇所を

 

探してみたけど

やっぱりあの人の


継ぎ目や繋ぎ目なんて

全く分からない!



箇所なんて気にしてないし

拘るわりには

潔く惜しみなく

提供しているから凄いな!



アピールしたら

存在は薄まってしまい


スルーしたら

引き寄せる魅力になる不思議さ。



そんな箇所を持つ

人間になりたいけど、、



やっぱり今は

分かってもらいたいな!




何を?



何でも!



あの箇所を‼︎



 …って


どこ?





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