金は無いのに怖さも知らず
何かしら勢いだけはあった頃
学も無かったので大胆な夢を語り
希望や期待も持っていた。
あの頃…
とくに迷わず結婚をして
何もかもに熱く絡んでは
酒に酔いつつ自惚れながら
自分の何かに浮かれていた。
でも、生まれて成長する子供には
読めない希望よりも
見えるお金が必要で
一緒に暮らす家族にとっては
勢いよりも正常な学が必要だった。
だから迷わず借りたお金を
希望としながら楽しく使った。
経験よりも誠意しか知らなくて
特別よりも愛嬌だと思っていた。
あの頃……
社会に混ざって生きるには
誠意よりも経験と知識が評価され
愛嬌なんて無駄だと思った。
綺麗ごとより、実力が求められ
努力より、特別な人脈こそが
この世を動かす技術だと思った。
許せなくて向かってみたけど
挑戦しても試してみても
誰も、何も
変えられないことを知った。
諦めて従って妥協して合わせてこそ
守れる生活、家族や自分。
その繰り返しが
平和で平穏な日々となるなんて
頭で理解しながらも
いつも何かを求めていた。
誰もが笑顔でおかしく楽しく
みんな一緒で平等が無難。
その現実を見る度に
お金の量がこの世の価値で
特別な人脈こそが正義だと思ったから
僕は無価値でゴミやクズ。
何度も疑ってみたけど
ゴミとなって捨てられて
クズとなって放られた。
泣いて謝り嘘で誓い
魂も精神も無かったことにして
そのまま
のうのうと生きて来た。
無価値のゴミやクズの人生に
夢や希望は無いけれど
思えば浮かぶ幸せはあって
逢えば嬉しい喜びはある。
朝起きて仕事が終わって帰る日々。
その合間に少しだけ
不思議な世界に入り浸る。
個が発したそれぞれは
色んな個性を彩りながら
誰かの目に付き立ち止まる。
それぞれが何かで示し
何かを求めて何かを感じて
繰り返される発信に
受け取り眺める時間を
また眺めるだけの繰り返し。
現実の私に戻るまでは
逃避しながら妄想にふける。
運命・宿命・遺伝・体質・好き嫌い
前世・今世・女性・男性・過去未来
きっと
そのどれかの組み合わせで
僕の今が成っているなら
誰かの声が希望に見えて
誰かの叫びは芸術だと思えるよ!
私の嘆きは共感となり
私の呟きは勇気と覚悟に思えるよ!
僕の考えは空に散って
僕のリアルは喜劇だと喚いて記す。
生きてる意味は知らないけど
空は青くて山は深い。
星は輝き月は光る。
惰性であっても
生きているなら
いつかはたぶん
笑う日も来る。
消えて消されて灰になって
塵になって空に舞って
空気になって
波動になって
来世は綺麗な人間になって
モテモテのイケイケの
バリバリのゴリゴリな
素敵な男になって
喜劇のヒロインになって
笑われてナンボの
ゴミとなって
クズになりたいな♪
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