今の仕事は
フリーランスと言われる形態だけど
僕の場合は
単なる下請けの個人業者だw
店舗・住宅などで
内装の家具備品を
設置する仕事なんだけど
建築デザイン室や工務店
設計事務所・リフォーム会社などを
主要の取引先としている。
世間の波に揺られながら
景気や流行に影響を受けても
何とかカンとかやっている程度ww
今回は先日まで
大手チェーン店の移転工事に携わり
日替わりの突貫工事が多かったので
何かとバタバタとしていた。
設備品や什器などの
移設や新設をメインとしながら
電気・水道や看板屋さん
クロスを貼る職人さん
塗装屋さんも左官屋さんも
一緒になって取り組むので
協力体制が必要な内容ばかりだった。
お互いの為にも
工程を守るためにも
淡々と進めなきゃいけない工事なんだけど
現場では
何かと問題も発生するw
それでも皆が知恵を出し合い
経験を活かしながら
オープン日を目標として
約1か月間を共に過ごして来た。
オープンの日取りが掲げられた幕や
チラシも準備が整い
ホームページでも掲載されると
工事の最高責任者である
元請けの担当者は
ストレスとプレッシャーで
胃痛が絶えないという ww
下請けの専門業者を管理して
それぞれの専門職に準じた計画を立て
お客さんの要望に応えながら
予定された日程を守るという
大変な責任を負うからだ。
板挟みの中間管理職でもあり
何かあった時には
業務上過失を負うリスクもある。
逆に言うと・・・
その全てが竣工となれば
最高の功労者として称えられ
携わった職人からも
すべてのお客様からも
工事の立役者として
功績に歓喜される立場でもあるのだ!
・・・そんな状況で
こんな厳しい世の中となっても
未だに下請け業者を奴隷のように扱い
実験台のように
ないがしろにしては
単価も強引に下げて
無謀とも言える
クオリティの向上までもを
簡単に強要する担当者もいる。
馴染みの職人は離れてしまっても
臨時に寄せ集めた職人だけでは
雑な工事管理となってしまい
あろうことか、本質的な設備の機能は
工事のミスで低下したままでも
会社の方針に従うのみ。
工期厳守だからと押し通し
平然と未成でも引き渡す企業もある。
下請けの専門業者の意見も聞かずに
不具合に目を背けて取り敢えず完了!
でも、その後の
クレームの対応に追われて
ひっ迫してしまい
やがては姿を消してゆく・・
過去には
そんな工務店もあったけど
実際の世はそうとも限らない。
訳の分からない権力者との
緊密な絆を支えとし
強気な営業力で実績を上げ
どんなクレームにも
笑顔でごまかし対処する事が
事業の一環だとしている
理解不能な企業もあるからだ!
そんなリフォーム会社が
いつも忙しそうにしているけど
噂や口コミの悪評も気にせずに
知名度を上げることのみに
社長が常に注力している様は
ある意味、、、不気味で凄い。
ネット社会となった今でも
折込チラシは必須アイテムとしているので
地元では知名度も守られていると聞く。
経営の立場となれば
何よりも売り上げ重視で
売名でも何でも大切なんだ!
という心境は理解出来るけど
今の時代は噂も口コミも凄いし
業者間の繋がりでも頻繁に
最新情報が飛び交っている。
下請けの立場であっても
内部告発が原因で
過去の実績ごと覆し
仇となる場合もある。
担当者の入れ替えも激しく
使い捨てのように切り捨てては働かせ
仮に法的に迫られても
圧力で簡単に回避するという
恐ろしい企業もある。
所詮、下請け業者であれば
責任の所在なんて無いのだから
気楽に仕事して
言われるままに従って
きっちり集金が出来るのなら
拘りもプライドも必要ない。
どんな工事でも
金のため、借金返済の為なら
喜んでお請けします♪
なんて考えのまま
僕自身も関わっていた時期があった。
そんな目的が軸だった頃に
詐欺や元請けの倒産で
自分が被害者になった時には
世の中の景気の悪化と
取引先だけを責めながら
自分を平然と擁護していた。
自虐で笑えるようになっても
根底の卑しさは抜けずにいたので
さらなる失敗を繰り返し
状況の悪化を招いてしまった。
そろそろ限界かもしれない・・
なんて最近は思っていたハズなのに
今更ながら物事に対して
真剣に向き合い
丁寧な作業を心掛けていると
仕事っていいもんだなぁと
しみじみ思える心になっていた。
仕事なら、そんな事は当たり前!
ってゆうレベルの考えを
今頃になって痛感している自分に
思わず苦笑いしながら
変わらない過去を
ただ眺めるように
悔やむ時もある。
・・・・
新しい取引先の
少々、強面の担当者は
容姿はハッタリで
知識や経験がかなり不足していた ww
元請けとしての肝心な要素が
抜けていたせいか
初歩的なミスやトラブルが多かったのだ。
だけど・・・
下請け業者を丁寧に扱い
自ら率先して掃除も養生もして
工事環境の衛生面に気を配り
常に専門の職人さんから学ぶ姿勢が
滑稽だけど光っていた w
「職人さんと違って僕が出来ることは
これぐらいしかないので・・」
「職人の皆さんがいて下さってこそ
この工事は完結するので・・」
・・・と言葉一つ一つに
心があって何よりも愛があった♪
”下請けは協力業者である”
”元請けも下請けもお互い様”
という前提に皆が理解を示し
感謝が出来る循環となれば・・
工事はスムーズな流れとなり
自然とクオリティは向上する。
お客様も穏やかに
オープンを迎えて
この先の繁栄につながれば
この上ない幸いだ♪
たまにはそんな担当者がいて
業者同士も進んで協力しながら
完工する現場もある。
そんな喜びを
一人で噛み締めながら
寒くなった夕暮れに
コンビニでコーヒーを啜ると
街はすっかりと
イルミネーションで輝き
賑やかになっていることに気が付いた。
そんなことに気が付ける心境が
何となく、ありがたく思えて
ただただ至福なひと時となる。
大袈裟なことだけど・・
僕はこうして今日も
生きているということだ。
建築現場の
ただの、いち
下請け業者だけどね♪
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