晴れ間の日中は
まだ半袖だけど
秋雨が肌寒く
何となく寂しく感じる
そんな季節となってきた。
今日は
現場の打ち合わせが
たまたま続く日だったので
何かと慌ただしく
急いでいたのに・・・
国道の渋滞に並んでしまい
少しイラついていた。
次の現場へ向かうには
少し遅くなりそうだったので
携帯を握り
先方に連絡をしようと
視線を移した時に
中学生の女の子が一人
雨に濡れたまま
トボトボと俯いて
歩いている姿を目にした。
少し寒そうな感じだけど
この時間に帰るなんて・・
何かあったのかな?
なんて横目で見ながら
渋滞にもイラついたままで
取り敢えず電話を掛けた。
現場の担当者には
遅れる旨を何かと言い訳して
出来るだけ愛想よく
伝えることに徹していたので
車の中なのに・・
僕は何度も頭を下げていた w
その傍らでは
女の子がトボトボと
淡々と
濡れながらも
歩き続けていた。
おそらく
渋滞の中だったので
この女の子を
大勢の人が気にしていた・・
のかは不明だけど w
今日の雨は冷たく
女の子にはちょっと
厳しく思えてしまった。
・・・・
その後方に
何故かアロハシャツを着た
白髪の男性が w
少々、足早に
渋滞の列を後目に
通り過ぎて行った。
今から向かう先は
何か良い事でも?
待っているような感じで
足取りも軽やかだった。
その女の子にも
すぐに追いつき、追い越して
その勢いのまま
何処へ向かうのだろう・・
なんて眺めていたら
急に振り向き・・
いきなり
女の子に傘を突き出した!
!!!
急に立ち塞がるおじさんに
女の子はしばらく
唖然としていたけど
何か言葉を交わして
すぐに頭を下げて
その傘を受け取り
またトボトボと
同じ調子で歩き始めた。
おじさんはそのまま
女の子の先を行き
雨に濡れながらでも
足取りは変わらず
軽やかなままだった♪
その光景を見つめながら
僕は思わず
スゲーー!!って
唸ってしまった w
ドラマや映画の撮影でもない
ドッキリカメラとか
人間心理の観察でもない・・
ハズの
日常の片隅で起きた
一瞬の出来事を
おそらく
渋滞に連なっていた方々は
見ていただろう・・・
天気予報に
左右されることもなく
いつもどこでも
傘を携帯している人がいる。
「傘が必要だよ!」
って教えてもらっても
めんどくさいから・・
と持たない人もいる w
傘は
雨を遮る為に
差したりするけど
日よけとして
使うこともある。
時には誰かと・・
一緒に寄り添って
少し高めに
支える傘もあれば
子供の為にと
少し低めに
傾ける傘もある。
誰かに傘を差しだすことが
人間の姿なら
大切にしている傘を
騙して奪うことも
同じ人間の姿だ。
それぞれの立場が
何かのきっかけで
反転して入れ違えば
傘に拘っている場合じゃない!
・・・なんて軽くあしらい
傘を与えられても
振り払って走り出し
雨に打たれたまま
叫びたい・・・
人生には
そんな時もあるだろう w
野性的な僕は
雨も寒さも気にならない。
晴れ男ではないけど
特に、雨男・・
という訳でもない w
まあ・・
自分のことなど
どうでもいいけど
僕は・・・
そんな微笑ましい
愛に溢れる
光景をせっかく目にしても
この時期の
こんな場所で
あのオジサンの
軽やかな足取りの先に
一体、何が待っていたのか!?
が気になってしょうがない ww
この時期の
この場所でなぜ
アロハシャツだったのか・・?
・・も気になりながら
妄想は勝手に走り出す ww
気が付けば
渋滞でのイラつきも
いつの間にか吹っ飛び
次の現場へと
ただ向かっていた。
やっぱり・・・
何かドラマの撮影だったのかなぁ?
・・・・
あまりにも
素敵な行為と光景を
素直に受け入れられない
歪んだ僕の心は・・・
しばらく
オジサンの後姿を
引きずりそうです♪
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