さて、
黒子のバスケ。
まず、名作スラムダンクと同じバスケットというジャンルに挑戦したことをここに高く評価する。
内容に関して、
まず、
絵柄、構成ともに高く評価する。
退屈になりがちなロッカーでのシーンも、弱虫ペダルより魅力的に描けていると思う。
一ついうことがあるとすれば、
内容が真面目すぎる。
頑張って遊びの部分を描こうとしているのはわかる。
アメリカでのこととかしかり。
だが、
やっぱり頭からバスケットのことが離れていない。
だが、優秀な人は切り替えがうまいのだ。
もう少し息抜きをさせてやるべきだと思う。
例えばだが、
スラムダンクの場合、
はるこさんという身近なマドンナがいた。
そのはるこさんは流川君が好きで・・・。
不良から更生するみっちゃん。
それを応援する元不良の仲間。
あのシーンは伝説的。
人の成長は見ていてとても面白い。
主人公がキレイすぎるからどうしても全体的に血統書付きの犬の物語のイメージでまとまりがあっていいのだが、まとまりすぎてしまっている。
世界観をもう少し広く(アメリカだから広いとは限らない。)豊かに表現すればもっとよくなる。
もっとひとりひとりを表情豊かに描いて欲しい。
なんというか、スリルが欲しい。
淡々と試合が進んで新しい技を身につけてでは面白くないのだ。
ただ顔がカッコイイだけじゃない。その裏打ちされた理由が欲しい。
なぜ、黒子がいたチームがそれほど強いチームだったのか?
どんな努力や背景があってそこまでになったのか?
そんなスーパーマンでもあるまいし、ただの伝説で片付けてはいけない。
そんな完璧な人はいない。
もっと深く掘れ!
それが今にどうつながっているのか?
何を学んできて今があるのか?
物語の厚みが欲しい。
想像力。もっと想像力を発揮して描いて欲しい。
主人公の周りは?家族は?面白い人はいないのか?
作者の真面目さが崩れることを願う。
もっと嘘つきになれ!!
おすすめ度☆☆☆☆