いやー。
面白い。
弱虫ペダル。
深夜アニメの枠の中でいま放送しているシリーズの中ではトップクラスといっていい。
侮ることなかれ。
主人公は地味なんだ。
のびたくんのようなめがねの男の子。
黒子のバスケは人気があるが、私はこちらのほうが好き。
どうしてもスラムダンクという名作と比べてしまうからだ。
やはりスポーツが同じだと同じようなシーンがいくつも出てくる。同点制限時間ギリギリとか、そういうところがスラムダンクを思い出させてしまい、どうしても真似にみえてしまうことがある。
黒子のバスケが苦労しているところだろうと思う。
それでもあれだけ書いているのだからすごいが、
今回の弱虫ペダルは新しい。
登場人物が多い分ひとりひとり個性的に描こうという気持ちが見える。
作者のこの作品にかける思いを感じることができる。
ビジュアルはあんまり好きなほうではないのだが、
勝ち方、戦い方の描き方が作品としての評価をぐぐっと上げている。
今回の背中に羽が生えたように風の力を利用して坂を上っていく演出。その人物がなぜ自転車を始めたのかという背景。
実に素晴らしい。
もっとビジュアルがよければなんて、贅沢を言ってしまうのだが、ストーリーや細かい話は興味をそそられるし、30分アニメでは表現しつくせない奥深さを感じてしまう。
作者はひとりひとりの個性を生かすために、その登場人物がどういう人生を送ってきたのか、それが全体のストーリーにどういう影響を与えるのかを考えて制作している。
それが見れる作品。
試合と試合の間の場面をつなぐのは絵の力なのだが、弱い。
ロッカールームの絵面などは地味すぎる。
これがもう少しイケメンであったり、ブサイクでもわかりやすいキャラだと違うのだろうなー・・・。
いや、ビジュアルは頑張っているんですよ。でも、ちょっと何かが足りない。
スラムダンクで言ったら、ゴリ、ミッチーあたりいてもよくね?たらこ唇いれてくれ笑。
そして、それがこの作品のヒットを妨げているようにも感じる。
キャラクターは今からでは変更できないだろうから、せめて風景を一瞬でも美しく表現してはどうだろうか?
夕日の光景、山々、田、野
もうひとつ言うならば、弱虫ペダルというタイトルは、弱いなー。
黒子のバスケってインパクトあるけど、弱虫ペダルって、ちょっと弱い。
弱いんだろうなって想像できちゃうところがもったいない。
黒子ってなんだろうー??
と気になることから入るのだが、弱虫と初めについてしまうとストーリー展開を予想されてしまうと思う。
そこがもったいないところ。
いや、
この作品は本当に高く評価している。だからこそつい辛口になってしまうことを許して欲しい。
ほかの作品とはランクが2段違うところにある作品。
☆☆☆☆☆☆
入り込んで応援したくなる作品。いいね。