皆さんこんにちは
愛とやすらぎの語り手 愛紗です
この記事をご訪問いただき
ありがとうございます
今回のテーマはモモと次元です
以前のブログで『モモ』については
いくつかの視点で考察しています
今回は次元の観点から
①三人きょうだいのなぞなぞ
②むこうでは一日、ここでは一年
③さかさま小路
について考察していきます
三人のきょうだいのなぞなぞ
『モモ』12章に
三人のきょうだいのなぞなぞがあります
三人のきょうだいが、
ひとつの家に住んでいる。
ほんとはまるでちがうきょうだいなのに、
おまえが三人を見分けようとすると、
それぞれたがいにうりふたつ。
一番うえはいまいない、
これからやっとあらわれる。
二番目もいないが、
こっちはもう家から出かけたあと。
三番目のちびさんだけがここにいる、
それというのも、三番目がここにいないと、
あとのふたりは、なくなってしまうから。
でもそのだいじな三番目がいられるのは、
一番目が二番目のきょうだいに
変身してくれるため。
おまえが三番目をよくながめようとしても、
そこに見えるのは
いつもほかのきょうだいだけ!
さあ、言ってごらん、
三人はほんとはひとりかな?
それともふたり?
それともーだれもいない?
さあ、それぞれの名前をあてられるかな?
それができれば、
三人の偉大な支配者がわかったことになる。
彼らはいっしょに、
ひとつの国をおさめているー
しかも彼らこそ、その国そのもの!
その点では彼らはみなおなじ。
この三人のきょうだい
一番うえが未来
二番目が過去
そして、三番目が今です
彼らが治めている国は時間
住んでいる家はこの世界のこと
私はこのなぞなぞから
パラレルワールドの概念
を感じました
ここには今しかない
一瞬一瞬の「今」が積み重なって
時間は構成されています
だから違う「今」を選択すれば
全く違う「未来」に繋がっている
そしていつでも選択はできる
そんな時間と次元の
パラレルワールドを感じました
むこうでは一日、ここでは一年
これは13章のタイトルです
〈どこにもない家〉で一日過ごした後
モモはそのまま眠ってしまいます
モモが起きると
住んでいる円形劇場あとに戻っていました
そして現実世界では一年が経っていました
これは時間の枠外に行っていた
為に起こることです
現実においても
宇宙やアカシックレコードに繋がると
時間がいつの間にか過ぎていたり
逆に時間が経っていなかったりすることに
通じるものがあると思います
私たちは
立体的な世界+時間
という4次元の世界を生きています
時間の枠外に行く、というのは
他次元の世界に行くということを
意味しています
さかさま小路
〈どこにもない家〉を囲む
さかさま小路は時間が逆流しています
その為、なにもかもがさかさまに行われます
こちらの『エンデの贈りもの』の中の
「モモ」の章には
次のような記述があります
人はものを考えたり感じたりするとき、
ある対象を前にします。
まず対象があって、そして人は
考えたり感じたりするわけです。
この順序が逆になるとどうなるのでしょう。
まず考え、感じた後で、
その対象があらわれるー、
まるで魔法か錬金術のような現象です。
物事の順序が全く逆転するということは、
このような神秘的な体験を
味わうということなのです。
私はこの部分を読んで
引き寄せの法則かな?と思いました
私たちが発している波動と同じものを
私たちは引き寄せている
という法則ですが
実践している時の感覚は
さかさま小路にいる時の感覚と
同じ事が起こっているなと思ったのです
本文では「さかさま小路」は
時間における
ふたつの流れのつり合いの一方として
説明されていますが
このような解釈の仕方もありかな〜
と思いました
今回は以上になります
最後までお読みいただき
ありがとうございます
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