皆さん、こんにちは
愛とやすらぎの語り手
愛紗です
この記事をご訪問いただき
ありがとうございます
今回はモモの星と題しまして
ミヒャエル・エンデの『モモ』を
占星術の観点から解明していきます
以前にも『モモ』について取り上げましたが
最後まで読み通して感じたことがあるので
お伝えしていきます
①作者のあとがきの考察
②カシオペイアと星の時間
③マイスター・ホラとモモ
この観点から見ていきたいと思います
今回は①のみお伝えして
②と③はシリーズ化となります
作者のあとがきの考察
作者の短いあとがきというものがあります
一部引用しますね
(前略)
わたしが長い旅に出ているときのことでした
(今でもその旅はつづいていますが)。
ある夜、わたしは汽車で
ひとりの奇妙な乗客と
同じ車室に乗りあわせました。
(中略)
いずれにしてもこの人が、
その夜の長い汽車旅のあいだに、
わたしにこの物語を話してくれたのです。
話が終わったあと、わたしたちは
ふたりともしばらく黙っていました。
するとこの謎めいた旅行者は、
もうひとことつけ加えたのですが、
その言葉をわたしは読者に
お伝えしなければと思うのです。
「わたしは今の話を、」と
その人は言いました。
「過去に起こったことのように
話しましたね。
でもそれを将来起こることとして
お話ししてもよかったんですよ。
わたしにとっては、
どちらでもそう大きなちがいは
ありません。」
その人は次の駅でたぶん降りたのでしょう、
しばらくしてわたしが気がついたときは、
車室の中はわたしひとりきりでした。
(後略)
私も先日、電車で日帰り旅行をしました
その時の体験を基に
作者の状況を考察していきます
その時の車内には人が疎らにしか
乗っていませんでした
だから乗車中は
三田誠広さんの『星の王子さまの恋愛論』
を読み、それに集中できました
この本は『星の王子様』の著者である
サン=テグジュペリの思想
特に恋愛観について考察しています
また、パイロットの事故という状況から
死生観についても触れています
この本を読むことに没頭している中で
私自身の死生観について
改めて深く考えていました
丁度寒くなった時期で
思考が遅くなっている感覚がありました
ぼーっとしている中で
過去を振り返りながら自分を確立していく
と言った印象です
そんな状況の中で
ふと物語の構想が浮かびました
また、そこで表現したい思想の
基となる体験もしました
現在は構成を練り
細かい設定を詰めて執筆しているところで
私の中では
真理に近い話なのではないかな
と思っています
ここから何が言いたいのかというと
長時間の電車での旅は
意識が現実世界から離れる事があるのです
だから、作者のあとがきで
「他の人に聞いた」というものが
事実なのか、或いは想像上であったのか
それはわかりません
ですが、その様な体験から書かれた
『モモ』という作品は
それだけに真理の詰まったもので
占星術の観点から見ても完成されたもの
だと感じます
なので
『星の王子様の恋愛論』に倣って
私なりの『モモ』の解釈を
お伝えしたいと思います
それでは次回から
本の内容に入っていきたいと思います
お楽しみに!
皆さんの日々が
愛とやすらぎに
包まれていることに感謝して
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