皆さん おはようございます
愛とやすらぎを届ける芸術家 愛卯です
今回は自然を愛でるをテーマに
重陽の節句と伊豆旅行記をお届けします
前回
「ペルセウス神話以降は次回お届けします」
と書いていたのですが
季節物ということで
節句の話題を優先させてください
さて重陽の節句とは
旧暦9月9日に行われるもので
五節句の最後にあたります
そもそも五節句は
古代中国から伝わったもので
奇数は「陽数」で縁起の良い数字で
それが重なることから祝いを
陽が重なると逆に悪いことが起こりかねない
ところから厄祓いをするためのものです
そして9は陽数の最大であるところから
「陽が極まる」ということで重陽の節句
なのだそうです
五節句の中では
旧暦に行われることが多く
今年10月14日になります
この時期は菊が見頃ということで
菊の節句とも呼ばれ
縁起物として菊を使った食事を取るそう
この菊は古代中国では
「仙境に咲く霊薬」として不老長寿の薬
とされていたそうです
なので重陽の節句では
無病息災を願う部分もあるのだとか
また菊は仏花としても用いられます
仏花としては花言葉が「真実」である
白が最良とされていて
死と向き合うという意味
そして邪気を祓う香りということが
理由だそうです
そんな重陽の節句をテーマに
YouTubeでリーディング動画を公開しています
動画でターコイズのことをトパーズと
誤称しておりますがご容赦くださいませ
さて、後半は
菊やリーディング動画でも植物が登場するので
自然に親しみましょう
ということで
私がこの秋に訪れた伊豆の風景を
短歌にしたものをお届けします
なつみさき松の足元深緑の
松ぼっくりが岩取り囲む
蜃気楼光の雲がチャプジャブと
黒石に寄る和やかなアオ
東屋の主さんの巣は細やかな
織布となり涼風揺れる
朝顔は太陽求め ぐるぐると
木の上登り藍を咲かせる
森の中歩いているとニョロニョロと
蛇吊り下がる蔓の枝かな
柔らかなオレンジ色のユリ達は
コスモスの果て波音に聞く
人々は海へ泳ぎにわたくしは
妖精達の神秘の森へ
溶岩は冷えて固まりゴツゴツと
黒岩山脈なって見据える
そして次は
近くにある蓮着寺の風景
袈裟掛の松の洞にはまつ茸が
デンと居すわり門護り坐す
サルスベリ クサギはブーケの花が咲く
紅白の花 黒赤の果実
百日紅ぬけた先にはピーローと
俎岩に鳶が鳴くよ
最後は帰宅途中で
車が渋滞していた時に作ったもの
鉄塔の真下の杜に青鷺が
忍びが如く木の上止まる
アメリカは右折オーケー赤信号
ロータリーなら思うがままに
行けますよ
日本の道もそうしませんか
道端の崖の上から落ちる水
雨も降らずに滝をつくるか
お楽しみいただけましたか?
次回は前回の続きとなる神話について
書いていきたいと思います
それでは
皆さんの日々が
愛とやすらぎに包まれたものであることを
祈っております
最後までお読みくださり
ありがとうございました
