皆さん、こんにちは

愛とやすらぎの語り手 愛紗です

この記事をご訪問いただき

ありがとうございます



今回は前回に続いて

天災の意味と対応

を考えていきたいと思います


最近の異常現象について

占星術における意味

神道の祭祀における意味

私達はどう受け取るべきか


この内

①と②は前回の記事で載せております


『天災の意味と対応1』皆さん、こんにちは愛とやすらぎの語り手 愛紗ですこの記事をご訪問いただきありがとうございます今回は天災の意味と対応を考えていきたいと思います①最近の異常現象に…リンクameblo.jp

今回は


神道の祭祀における意味

私達はどう受け取るべきか


についてお伝えします


神道の祭祀における意味



日本では阪神淡路大震災や東日本大震災など

20年程前から地震による大災害が

多くなっています


先日の千葉県北西部の地震も

余震ではないかと言われていますよね



これほどの大災害が続くのは

前代未聞と言われますが

歴史的に見るとそうでもないと言います


そう解説しているのが笹生衛さんです



この本は2016年の出版

2011年の東日本大震災を受けて

災害と祭祀の関係を取り上げたそうです


この本の

「古代の富士信仰と火山祭祀の系譜」

の章では

火山の噴火を鎮める為の祭祀

を取り上げています



古代では

大きな噴火があると

新たに神社を祀ったり

既にある神社の祭祀の見直しをしたり

といったことが行われていました


東日本大震災の時でも

神社の周辺は被害が少なかった

とも言われていますから

こうした朝廷の政策は

今にも通用しているかもしれませんね




古代でこうした活動が活発だったのが

貞観年間(西暦859〜877年)前後です


火山として一番被害が大きいのが富士山

その富士山の側火山が貞観6年(864)に噴火し

「貞観の大噴火」と言われる

被害を出しています


その状況や朝廷の対応が

正史である『日本三代実録』に

詳しく記述されています


この時代には他にも

承和7年(840)伊豆諸島の神津島近海の海中火山

貞観13年(871)東北地方の鳥海山

貞観16年(874)薩摩半島の開聞岳

が噴火した記録が

『続日本後紀』『日本三代実録』にあります


1100年程前には火山噴火による

災害のオンパレードだったようです




前回の記事で書きました

占星術の時代区分で言えば

この時期は水〜火という時代の変わり目


地から風の時代へと変化している

現在と重なるところがあります




笹生さんはこの本のエピローグで

現代社会での環境の変化についても

言及しています


 (前略)九世紀後半の状況は

 現在と類似する点が多く、

 それが現代社会へと物心両面で

 さまざまな影響を与えている。

 (中略)この状況は

 われわれの考え方に大きな影響を与え、

 今後、

 新たな価値観と社会の形を

 生み出していくだろう。




笹生さんは

國學院大學神道文化学部の教授です


この本出版以降も

災害に関連した祭祀の研究をされていて

國學院大學のホームページに

インタビュー記事があります



科学データが見せる10世紀に社会が 大きく変化したわけ – 國學院大學旱魃(かんばつ)、大雨、洪水。そして都市部への人口集中によるパンデミック。古代の人々の姿と、現代に生きる私たちの姿がほとんど変わらないことが、古代の遺跡調査と文献史料、そして最先端の科学データを突き合わせたときに見えてくるという。 笹生…リンクwww.kokugakuin.ac.jp

祭礼は都市民の生への不安から生まれた? – 國學院大學笹生・神道文化学部教授(國學院大學博物館館長)いわく、10世紀・平安京に生きた人々の状況は「踏んだり蹴ったり」。気候変動と感染症のパンデミックに揺さぶられながら、しかし、彼らは新たな祭礼という文化を生んでいったのだった。 インタビュー前編…リンクwww.kokugakuin.ac.jp

こうした分野からも

現代の変化への対応に活かせるものはあると

思います





私達はどう受け取るべきか


日本は世界一の自然災害大国です


水害、地震と津波、火山噴火etc…


日本は古代からこのようなことを

経験していますし

以前から富士山噴火の危険性は

勧告されています


天災によって日本が壊滅すると

危機感を抱かれている方も

いらっしゃるかもしれませんが

私は日本が壊滅することはないと

考えています


天災で一時的な壊滅はあり得ますが

自然災害が多いが故に

復興の知恵は多いと思います


第二次世界大戦後の

高度経済成長の事を考えても

日本人が本気を出せば

機能回復は早いので

壊滅をしてなくなることは無いでしょう



高齢者には第二次世界大戦の

記憶を持つ人がいます


阪神淡路大震災、東日本大震災を経て

若年層にも災害復興の記憶はあります


2020年からのコロナ禍で

都市への機能集中をせずに

社会が周る基盤はできています


あとは私達の心持ちだけです




6月と12月に行われる大祓では

「大祓詞」が奏上されます


この「大祓詞」の中には3回も

「安国(やすくに)」

という言葉が出てきます


簡単に言えば

皆が平和で豊かな国である

ということです


これを目指すことが天皇の使命だ

国民はそれを理解して

協力することを推奨する

というのが神道の思想です



今の私達に求められているのも

これだと思うのです


私達が安心して暮らせる世の中である為に

今まで培ってきた知恵を出し合い

皆が協力すること


その為には

可能性があることに備えて

今できることに全力で取り組む


例えば

・個人の安否確認の取り決め

・政治・経済機能の複製と地域分散

・自分自身が被害を受けない為の

 環境を整える

などがあるでしょう


ですが何より大切なのは

恐れや不安に駆られるのではなく

冷静に対処することです


恐れや不安を基に対応しても

それによって平和で安心した状態に

行き着くことはないからです。


やすらかな状態というのは

次に起こる

可能性のある事に合わせて

常に状態を変化させること

なのです


だからこそ

まず冷静

そして平和やすらぎに満ちた

状態でいる事を

意識しておくことが大切なのです



非常に長い文章になってしまいましたが

最後までお読みいただき

ありがとうございました



皆様の日々が

愛とやすらぎに

包まれていることに感謝して



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